前節の勝利でクラブの連勝記録となる６に並び、今節はクラブの連勝記録更新を懸けてアウェイで千葉と対戦した。前節からのスタメン変更は２人。前節の勝利に大きく貢献した藤田征也に代わり、右ウイングバックには宇佐美宏和が起用され、２シャドーの一角には岡田翔平に代わり大槻周平が起用された。前の試合で活躍したからと言って、次の試合のスタメンが確約されている訳ではない。チョウさんらしい選手起用。ブレないね。
試合序盤から前へ前へとボールを奪いに行き、ボールを奪ったら素早い攻撃を繰り出す湘南が、いつにも増して相手を翻弄する。１１分、菊池大介、三竿雄斗による左サイドからの崩しから、最後はウェリントンが左足で決めて先制。２８分にはまたも左サイドからチャンスを作り、武富孝介のクロスを宇佐美宏和が頭で決めて２点目。３２分には中央からウェリントンが右足で決めて３点目。３４分には右サイドから切り込んだ遠藤航が左足で決めて４点目。前半で試合を決めてしまう。
後半に入っても、攻撃の手を緩めることなくゴールに向かっていき、５０分には中央から菊池大介が右足で決めて５点目。８１分には武富孝介が相手ＤＦのミスを突き６点目。試合終盤になっても湘南の選手達は運動量を落とすことなくピッチを躍動し無失点で勝利。クラブの連勝記録更新となる７連勝を飾った。
この日のハーフタイム、私は現地で千葉の選手の動きが悪すぎるから、前半だけでこれだけの点差がついたのではないかと感じていた。確かに湘南の選手の動きだったりクロスの質が良かったのもあったが。けど、試合後の千葉サポーターの話だったり、改めて映像で確認して見ると、千葉が良くなかったというより湘南の選手達が本当に素晴らしかったから、前半だけで４点という差がつき、最終的には６－０というスコアになったのだなと感じた。湘南らしく最後まで戦ってくれた選手達には本当に感謝。クラブの連勝記録を塗り替えた選手達を誇りに思う。けど、ここはあくまでＪ２。我々はＪ１基準で物事を考えてプレーをする、Ｊ１で戦えるチームになろうとシーズン前に目標を立てた。この結果に満足せず、決して油断せず、次のホームゲームにおいても引き締めていこう。
