NSF公道仕様を作る方法は下記の2種類あります。
「レーサーのNSF100を公道で乗れるようにする方法」
まずこの方法ですが公道を走るにあたってクリアしなければならないことがあります。
①ナンバーの取得
NSFはレーサーなので本来ナンバーが取得出来ません。
逆輸入車ですと通関証明書などでナンバーが取れるらしいです。
国内流通車は少しイリーガルな方法でナンバーが取れます。
具体的にはまずNSR50(80)の書類を用意します。
・・・が、これ以上は書けませんので後は他で調べるか勘を働かせて下さい。(汗)
②サイドスタンドの追加
NSR MINIにはサイドスタンドが付いていましたが(路面と接触するんで切っちゃうんですが・・・)NSFにはありません。
三角スタンドを持ち歩く(走る?)のも現実的ではありませんので、スタンドの根元を溶接で追加してNSR50用のスタンドを取り付けなければいけません。
③ステーターの交換
NSFのステーターではライトやウインカーを点けたりするのに容量が足りませんので、APE用などに交換する必要があります。
以上の用意が基本です。
その後に電気配線は自作するかAPE用を使用します。
キーはNSR用を配線加工します。たぶんハンドルロックは効きません。
ヘッドライト、ウインカー、テールライトを取り付けます。ウインカースイッチなども必要です。
バックミラーの取り付けにも工夫がいると思います。
新車のNSFが43まん。それに以上の作業を入れたら・・・いくらになるんでしょ?
NSF100を公道で乗ってるんだぜ!って満足感はあると思いますが、お値段を考えるとNINJA250を買ったほうがいいかもですね!(笑)
次は僕がやった方法です。
「NSR50(80)のフレームに縦型100ccエンジン(APEなど)を積む」
こいつはもともと公道を走っていたNSRにエンジンを積みかえますので、排気量の変更届けを出して原付2種登録すれば合法です。
エンジンと電気配線はAPE100用を用意します。
専用エンジンハンガーが売っていますのでそれも用意します。
フレーム内側を少しサンダーでカットしますが、ほぼポン付けでエンジンがのります。
キャブはお好きにどうぞ。
僕はNSF用を使いました。
ヘッドライトやウインカーはNSR用がそのまま使えますが、ウインカースイッチはAPE100用でないとウインカーが点滅しません。
これはAPE100エンジンがバッテリーレスの交流発電で、容量が少ないので前後同時点灯できない為です。
APE用は前後を交代ごうたいで点滅させるために2系統になっています。
整流してバッテリーを積む方は大丈夫です。
バッテリーレス用の大容量のコンデンサーをつければいけるかもしれませんが未確認です。
リアのスプロケは30丁前後にしないといけません。NSR用では低すぎます。
マフラーはNSRフレーム縦型エンジン用を使います。NSF用も付きますがフレームの加工が必要です。
以上で公道を走れる仕様になります。(おおまかですが・・・)
その後、僕のようにNSF用カウルを取り付けるとなると少し加工が必要です。
才谷屋のカウルですとポン付けだと思います。
こちらの方法では純粋にNSF100公道仕様ではないかもしれません。
NSR+APEとかNAPEとかNSFモドキとかいろいろ呼ばれてますが、走りは似たようなものです。
以上が車体製作編です。
ただここまで書いておいてなんですが・・・
NSF公道仕様を作るのはやめましょう!(笑)
どちらの方法にせよお金がかかりすぎます。
正直、そんなにすごいバイクでもないです。(苦笑)
2サイクルのN5のほうが速いです。
だれか40まんで買ってください。(T△T)
僕のおすすめは、後期型N5を買って峠やコースで遊びましょう!
次回はインプレ編ということで続く。