継続は正に力なり。2015年のど年末、古都の銀幕に降臨する特撮怪獣映画。今年も満員御礼。
2015年12月26日、オールナイトで京都みなみ会館で開催、京都怪獣映画祭NIGHT.5。
ゴジラ復活を夢見、1980年代に関西で頻繁に開催された特撮怪獣映画のオールナイト上映会。
その上映会に敬意とオマージュを捧げ、込められた"NIGHT"への主催者の想い。
この日も珠玉の名作が銀幕に。
今回の前売券購入の特典フィギュアは、映画「空の大怪獣ラドン」より"ラドン 発見せり!"。
今年一年お疲れ様でした、のラノベ作家=馬場卓也先生のうろ覚えが師走にその筆が唸る、超大怪獣大特撮大全集大新聞vol.11 号外が無料配布。
定刻。みなみ会館の吉田館長、キャスト社の藤村氏、そして、今回のトークライブの総合司会、木原浩勝氏による前説、映画祭開会宣言。
遂に上映開始、テレビ放送20周年、ウルトラマンティガより、50話「もっと高く!」、51話「暗黒の使者」、最終回の52話「輝けるものたちへ」が三話連続上映。個人的には50話でのコクピット内でのレナ隊員が印象に。
上映後はトークライブ。
司会は木原氏と特撮ライターの円山氏。
今宵のゲストは、ティガの特捜チームGUTS (GLOBAL UNLIMITED TASK SQUAD)のムナカタ副隊長を演じた俳優の大滝明利氏。
撮影時のキャスト間の交流や、殺陣を担当した回の想いで、イントネーションに苦労した第27話「オビコを見た」等々の貴重なエピソードが。
当時の貴重な台本等も持参し、気さくでサービス精神旺盛な大滝氏のトーク。
終了後のサイン会では、持参した映画「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」のパンフレットに。
幕間には、御三方によるミニ怪獣サミットトークも開催。そして、最後には円山氏の独りトークも。
今宵の第二作目は劇場公開60周年「空の大怪獣ラドン」。
序盤の"メガヌロン"の緊迫した展開から、大空を縦横無尽に席巻する空の大怪獣ラドン。クライマックスは特撮映画史に残る名場面。
時刻は正に深夜。眠気を打ち砕く巨大な亀の咆哮。劇場公開50周年、大映映画の「大怪獣ガメラ」。
で、本日2回目のトークライブ。
司会の木原氏の提案で、少し"ドッキリ"な対応で御迎えしたのは、次の上映作品にアンドロイドM11役で出演されたロバート・スコット・フィールド氏。
劇中のロバート氏の英語の台詞を当人がレクチャーする劇場内留学が開催。
そして、最後の上映作品、劇場公開25周年「ゴジラVSキングギドラ」。
未来人による野望。新宿新都庁で激突するゴジラとメカキングギドラ。そして我らがアンドロイドM11の活躍。
夜明けに眠気もぶっ飛ぶ大音量での上映。
そして、無事に全作品上映終了。
今年も怪獣三昧で満足な夢の一夜。
主催のみなみ会館さん、キャストさん、うけけ団さん、多くのスタッフの皆様、全ての方々に感謝。
しかし、京都みなみ会館の特撮・怪獣映画の進撃は2016年も継続続行。
2016年1月より、超大怪獣大特撮大全集DX PART.1がスタート。
チラシは誤植で2017年ですが、2016年も熱き京都みなみ会館は健在。