=第34日目②=
待合番所を左手に見て進むと大手門跡に突き当ります。
ここで、二の丸からの道と出会います。

右に曲がり、なだらかな上り道を進みます。

太鼓櫓(正面石垣上)
太鼓櫓下には中ノ門があり、ここで道は右にU字に屈折します。
その先には、高麗門が見えてきます。


現存の戸無門(高麗門) 瓦の家紋は、蒲生家の左三つ巴です。
この門は、当時から戸がつけられた様子はなく、蝶番がついた跡も
ないため戸無門と呼ばれています。

戸無門の先(上)から見た大手門跡
ここて大手道は左に折れ、左手に重厚な門が見えてきます。

再建の筒井門(*)と筒井門東続櫓
筒井門をくぐると、本丸下の武者溜まり(本丸南腰郭)に出ます。

本丸南腰郭(手前) 本丸の石垣(正面奥)
広場に上がり、振り返り筒井門(櫓)を見ると

もう一つ門が…
筒井門(*)外側に戻ると奥があることがわかります。

進んでみると、埋門形式の櫓門があります。


隠門(現存)と潜戸
大手道の本丸手前、大変重要な門を攻められた時に、この隠門から
打って出て筒井門に取り付いた敵の側面を突く。
日本の城には色々な知恵が詰まっています。
つづく