中部・北陸・瀬戸内 編(199)松山城(大手門跡、戸無門、筒井門と隠門) | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

         [中部・北陸・瀬戸内 編(198)のつづき]

=第34日目②=

待合番所を左手に見て進むと大手門跡に突き当ります。
ここで、二の丸からの道と出会います。



右に曲がり、なだらかな上り道を進みます。


太鼓櫓(正面石垣上)

太鼓櫓下には中ノ門があり、ここで道は右にU字に屈折します。
その先には、高麗門が見えてきます。

 
現存の戸無門(高麗門) 瓦の家紋は、蒲生家の左三つ巴です。
この門は、当時から戸がつけられた様子はなく、蝶番がついた跡も
ないため戸無門と呼ばれています。


戸無門の先(上)から見た大手門跡

ここて大手道は左に折れ、左手に重厚な門が見えてきます。


再建の筒井門(*)と筒井門東続櫓

筒井門をくぐると、本丸下の武者溜まり(本丸南腰郭)に出ます。


本丸南腰郭(手前) 本丸の石垣(正面奥)

広場に上がり、振り返り筒井門(櫓)を見ると



もう一つ門が…
筒井門(*)外側に戻ると奥があることがわかります。



進んでみると、埋門形式の櫓門があります。

 
隠門(現存)と潜戸

大手道の本丸手前、大変重要な門を攻められた時に、この隠門から
打って出て筒井門に取り付いた敵の側面を突く。
日本の城には色々な知恵が詰まっています。


                            つづく