中部・北陸・瀬戸内 編(106)彦根城(本丸、現存天守) | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

         [中部・北陸・瀬戸内 編(105)のつづき]

=第21日目⑤=

本丸に上がります。



見えました。現存天守・彦根城天守です。

井伊直政の意思を継いで遺臣である家老の木俣守勝が徳川家康と
相談して築城した井伊家35万石・彦根藩の城です。

天守台の石垣は牛蒡積み、天守閣は複合式望楼型 3重3階地下1階。

 

外壁は耐火性を増した白漆喰の壁。
屋根は唐破風、入母屋破風、切妻破風、千鳥破風と色々な破風を
組み合わせ、金箔を貼った金具や鯱を使い豪華な外観となっています。

 

天守台の石垣には附櫓があり、一層目には下見板が張られ、
突き上げ戸の武者窓(竪格子)が設けられています。
また、二層目・三層目は曲線の美しい花頭窓が据えられております。



見る位置によって色々な表情のある彦根城です。


では、天守に入ります。


入口となる多聞櫓内部

 
多聞総櫓と天守の境


1階武者走りは広くとられております。




外側(蓋)を漆喰で塗り固められている狭間。


関ヶ原以降の築城ですので、すでに戦いに主眼を置いた城作りではなく、
利用し易さが階段の高さにもあらわれております。




                           つづく