見せたい景色
朝露を拾った
たくさんじゃなくて、ひとつだけ
覗いてみた、雫の向こう側
映った空に、あぶくが浮いて
ラムネみたいだった
ふいに吹いた強い風
指先の朝露は
ゆらゆら揺れながら
足元にきらりと落ちる
…もう拾っちゃいけない気がした
独り占めしちゃいけない気がした
伸ばしかけた手を引っ込めて
振り返らずに、歩き出す
朝露はもう
なくなってしまったかもしれない
だけど
きみを今度、連れてこようと思った
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