風の便り | 生きるために不必要で大切なもの[Rental Heart Cafe self-cover]

風の便り

040930

台風が通り過ぎた朝

それはそれは遠くまで

碧い空気が透き通った


あの人を想った

彼方のあの町さえも

見渡せそうで


白い雲が

大忙しに

走ってゆく


この声を届けて

この風に乗せて

あの雲を追い越して


あの人の心へ

風の速さで

届けてください



No.0032
040930