人工関節を入れる手術は、普通なら命の危険があるようなものではありません。
けど、心機能が異常に悪い人にはハイリスクな手術になります。
整形外科の先生が危惧していた通り、開始1時間ほどで止まってしまったようです。
しかし1分ほどで自力復帰。
3時間の麻酔から覚醒した時、「無事終わりましたよ」「わかりますか?」「よかったですね!」などと声をかけられます。
「はい、わかります」と声に出しながらも・・・
ここはどこなんだろう、この人たちはだれなんだろう、自分はなぜここにいるんだろう、「これは夢の中だ」って
ストレッチャーに乗せられてICUに着く頃、夢ではないんだ、現実なんだと思いだします。
このオペでの1分ほどの活動停止は、後のもう片方の股関節の手術に大きな障害となりました。