この度、TEAM☆イットクルゼ!は解散をする事となりました。
残念ながら劇団内トラブルではなく、なんともまーマイペース劇団のまま穏便なへらへらとした解散でございます。
我々も良い歳したおっさんおばさんですからね。
人生の岐路もあるってもんです。
解散に伴いまして、鈴木うめ子も役者を引退致します。
元々、TEAM☆イットクルゼ!以外では役者出来ないなーと、のらくらとしていたうめ子ですから引退という言葉に自分自身でもピンときませんが。
先に申しました通り、イットクルゼでしか自分は自分らしく芝居が出来ないし、求められていないだろうという実感がありました。
芝居をする場所があったとしてもやりたい事かという問題があります。
芝居というカテゴリーに含まれるジャンル思想理想は幅広く。様々な作品がある訳でして。
観るのとは違い、自分が演じるとなると自分の心にしっくりくるものをやりたい。
私の中でしっくりくる作品はTEAM☆イットクルゼ!の作品だったのです。
そもそも、鈴木は自分が演じるより他の方が演じた方が良い作品になるのではないか、と考えてしまうタイプです。
それはイットクルゼ作品でも変わりませんでしたが、何せ人数の少ない劇団でしたからねー。
自分が演じねば誰も演じてくれない。
この作品は好きだ。
誰か演じてくんねーか。
イットクルゼのメンバー少なっ
出ないと作品がなくなってしまう。
えー
そーかー
しからば精一杯演じるしかない。
だから役者として出よう。
作品を良いものに自分の出来る限りで
この作品、お客様に喜んでもらうように
作品の歯車になろう。
まー、そんなね、そんな役者あるまじき鈴木の思考で毎度やっておりました。
それを理解しながらも鈴木をメンバーとして役者起用し続けたのはTEAM☆イットクルゼ!です。
その為、TEAM☆イットクルゼ!の解散=役者引退なのです。
これまで色んな方のお世話になり、色んな所にご迷惑をおかけしながら劇団活動を続けて参りました。
それはただ、自分が面白いなぁって思ってるものをカタチにしたいという欲求を叶えるためだけでした。
そんな鈴木うめ子及びTEAM☆イットクルゼ!を許し、助けてくださった全ての方々に御礼申し上げます。
大切なひと時をTEAM☆イットクルゼ!の観劇に使ってくださったお客様に感謝を。
皆様
ありがとうございました。
幸せな劇団で
幸せな役者でした。
感謝感謝でございます!
TEAM☆イットクルゼ!
鈴木 うめ子