病理結果が出てすぐ、2009年10月からホルモン療法が始まった。
ゾラ2年、ノルバ5年。
現在はゾラ(途中でリュープリンに変更)は終了し、ノルバのみ。
しぶしぶ続けている。
ホルモン療法をしたくない理由。
まず、私の乳がんの病理結果から。
・ 非浸潤性乳管がん(左側)
・ ステージ0
・ リンパ転移なし
・ ホルモン陽性 (ER 30%、 PgR 20%)
・ 悪性度 グレード1
・ HER2 陰性
・ ki67 5%以下
主治医に言われたことはないが、「低リスク」だと思う。
ひっかかるとすれば、乳がん発症が30代半ばで若かったことくらいかな。
それなのにゾラ2年、ノルバ5年。
主治医に言われた時はなんでーーーって思った。
もちろん聞いたけど、「これが標準治療です」と言われて反論の余地なし。
私が結婚してすでに子供がいる立場だったら何の躊躇もなくホルモン療法していただろうけど、未婚でこれから子供を産むかもしれないのに生理を止めるとかすごく抵抗があった。
(現実問題として、残念ながら結婚する予定は今のところないけどね。今後も
)
ノルバに関しては、ホルモンの数値が低値(ER 30%、 PgR 20%)なのに効くのかという疑問も。
主治医いわく、「日本のガイドラインは古く、10%以上でホルモン療法適応だが、海外では1%あれば適応」とのことだった。(2009年頃に言われたのでその後また変わってるかも?)
そんな悶々としている時、たまたま乳がんでお世話になっている病院とは別のクリニックで、CYP2D6を調べる機会があった。
これはノルバが効くかどうかの指標として研究中の遺伝子検査らしい。
「*1」だとタモが効くタイプ。
「*10」は効かない。
結果、「*2/*10」
これはなんともビミョーな結果。
とりあえず「*10」はよろしくない。
タモが効かない。
そして「*2」
一応正常型でタモが効く分類に入るらしいが、これまたビミョー。
そもそも「*2」の研究はそんなにされてない様子。
むむむ……。
再発が怖くないのかといったらまったくそんなことはなく、ちょっと調子が悪くなると乳がんに関連づけてビクビクしてしまう。
非浸潤でも再発された方はもちろんいる。
ホルモン療法をしたくてもできない人もいる。
なら黙ってホルモン療法やれよって感じなのだが。。
結局、ホルモン療法をやめるという決断もできず2年が過ぎ、ゾラデックスは終了し、ノルバ単独となった。
術後丸3年の今年8月まではイヤイヤながらも真面目にやった。
それで十分じゃないかなと思う。