情報リテラシー11 | UNDER THE SEA

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情報リテラシーについてのあれやこれや

11.新聞・雑誌離れと電子書籍

とうとう丸に入った数字がなくなってしまった…(私のパソコンの変換から)

私が小学生くらいの頃、朝起きたらまずポストに新聞を取りに行く、テレビの電源をつけ朝のニュースをみることが毎朝の習慣でした。しかし今となっては実家も新聞を取っていないそうですし、取っていても最近は番組欄しかみないこともあり地デジ化した後はテレビの番組表もボタンを押せば出るようになりましたし、確かにわざわざ取らなくてもいいねって感じでした。新聞離れにより若者の活字離れが深刻だ、何て言われてますが紙媒体を通して見ることはなくなっても、ヤフートップニュースやSNSから記事をみますし自らSNSを使って発信もしているし、実は活字離れをしているわけではないのです。とはいっても新聞離れによって新聞の発行部数は減少し、新聞を無料でネットにあげたり、ネットで有料版をやっても買う人は少なく売り上げはさがり、それでもやらないよりはやった方がいいので新聞の勧誘が激しくなり、購読者を確保するのもかなり苦しくなっているようです。
次に雑誌ですがお店に並べられたときに表紙の下の方は隠れてしまうため、雑誌の名前を隠しても顔が入るようにレイアウトされていたり、おまけの写真も上のほうに入っていたり、さまざまな工夫がみられます。女性誌なんかは年齢層もわかりやすいので年代によって買う雑誌が変わったのもいい思い出です。
また、雑誌離れの今でも幅広い年齢から愛されている少年ジャンプが有料でWEB化することになり、毎週月曜日にジャンプが見れるようになりました。このことで、紙媒体と金額はあまり変わらないですが紙代や印刷代をうかせることができます。このように紙媒体は新聞・雑誌離れの影響をうけ、厳しい状態であることがわかりました。今では紙媒体がWEB化され、無料で公開されるという流れができてきています。
紙媒体がデジタル化される動きが強くなっている事で、特に電子書籍ではこれまで本が持っていた「所有する」という意識から「読む権利をもらう」という意識に変化してきています。電子書籍はデータなのでいつでもどこでも見れることはいいことだと思いますが、私は本棚に並ぶ自分の好きな本、本の独特の匂い、かさばる感じ、めくる時が好きですし、それに本の装丁などに興味がある身としては電子書籍が広まった今だからこそ紙媒体にこだわりたいとも思います。データは消える心配がありますしね。


おまけ:鍵のついてないWiFiは危険