プライドと偏見 | キネマの天地 ~映画雑食主義~

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(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

プライドと偏見 [DVD]/キーラ・ナイトレイ,ジェーン・オースティン,ジョー・ライト
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内容:イギリス女流文学の最高峰、ジェーン・オースティンの原作をキーラ・ナイトレイ主演で映画化したラブストーリー。18世紀末のイギリスを舞台に、5人姉妹と男たちの恋物語が絵画のような田園風景の中で綴られる。 (Amazonより)


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ほい!先週の「ジェイン・オースティン 秘められた恋」 がなかなか良かったので、

これからジェイン・オースティンの関連作品を立て続けに観ていきますよ~っと♪ヽ(゜▽、゜)ノ

ってワケでまずはこの作品から。2005年製作のイギリス映画、「プライドと偏見」です!

原作はもちろんジェインの代表作「高慢と偏見」ね(°∀°)b





18世紀末のイギリス。5人姉妹がいるベネット家の隣に大富豪の独身男性ビングリーが引っ越してきた。美しく慎み深い長女ジェーンとビングリーが互いに惹かれ合う一方で、快活な次女エリザベスは、ビングリーの親友ダーシーの気位の高さに強い反発を抱いていた。様々な噂を耳にし、ますますダーシーに嫌悪感を募らせていくエリザベスだったが、なぜか彼の存在が気になって仕方がなく……。(goo映画より)




・・・オホッ♪ これもいいなぁ~~~♪:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


うん、やっぱ私ジェイン・オースティンもの好きですわぁ。

男がラブストーリー好きだっていいじゃないかっ!(゙ `-´)/

純愛文芸作品にウットリして何が悪いっ!(゙ `-´)/

っと実は「赤毛のアン」も大好き乙女チック野郎なワタシは思うワケですハイ(・∀・)



舞台は18世紀イギリス、ハンプシャ―地方。

年頃をむかえた5人の姉妹がいるベネット家は、独身男性達の噂話で今日もかしましい。

近くの豪邸にはロンドンから余暇を過ごしに大富豪のヒングリーがやってきており、

ベネット家の長女ジェーンと惹かれあっていた。

一方で利発で気位の高い次女エリザベスは一向に決まった相手を作る様子も無く、

ヒングリーと同行してきた富豪の跡取りダーシーとも反目するばかりで…ってなお話。



実はこの作品、登場人物のキャラクター設定やストーリー展開など、結構「秘められた恋」と

共通する部分が少なくないんですよね。まぁあちらがどれだけ史実に近いのかは

わかりませんが、仮にフレコミどおり実話なので有れば、本作にはジェイン・オースティン自身の

体験が色濃く反映されているということになります。本作の主人公エリザベスの性格は

「秘められた恋」でアン・ハサウェイ が演じていたジェインそのものだったし、

本作の相手役であるダーシーの“高慢”な性格も同様です。

なので両作を見比べてみるのも面白いと思いますよー♪



キャストに関しては、主演のキーラ・ナイトレイ がやっぱりキレイで良かったっす、

彼女もアン・ハサウェイ同様こーゆークラシカルな作品に良く合いますなー♪(^~^)

ダーシー役のマシュー・マクファディンも繊細な内面を巧く表現してて良かったし、

主人公エリザベスの父役を演じたドナルド・サザーランドもさすがの存在感でした。

あ、存在感といえばジュディ・デンチ!出番はさほど多く無かったけれど、

強烈な印象を残してますよ。。。(((( ;°Д°))))





総評。

18世紀イギリスの田舎地方を再現した映像も物語同様美しかったし、心が洗われたような

気分でした♪ 日本版ではラストシーンが一部カットされている事に不満を訴える方も

いらっしゃるようですが、映像特典に収録されていたそのカット部分を観る限り、

ワタシはむしろカットして正解のような気がしましたしね。ちょっと甘過ぎるでしょ、アレ。


ってワケで「ジェイン・オースティン 秘められた恋」ともどもオススメです!!