今週末は久々に土日3重賞、土曜日にも東京競馬場の芝マイルで行われる3歳牝馬重賞の
クイーンカップが組まれていますから、しっかり予想していきたいと思います。
今年は桜花賞も視野に入れた16頭が集まり、中には昨年末の阪神ジュベナイルフィリーズで3着に善戦しているレーヌミノルや、年明けのフェアリーステークスで2、3着しているアエロリット、モリトシラユリ、昨秋のアルテミスステークス2着以来となるフローレスマジックといった実績馬もいます。
そんなメンバーの中でも注目しているのが、昨秋に今回と同じ東京マイルの新馬戦を好内容で快勝し、1戦1勝でここに挑むハナレイムーンです。
個人的に、新馬戦の内容を見た時からクラシック戦線に乗ってくる可能性がある馬だと感じていたんですが、それプラス、騎乗する石橋脩騎手の気持ちも考えて本命視しました。
今回騎乗するハナレイムーンを管理するのは、今や世界にも名が知れている掘調教師で、掘厩舎×石橋脩騎手といえば、コアな競馬ファンならわかると思いますが、昔から大きなレースでもよくあるコンビなんですよね。
まず、一番最初に印象的だったのは、ジャガーメイルとのコンビでしょうか。
同馬にはデビュー戦から主戦として騎乗していたものの、重賞で惜敗が続くといつしか外国人ジョッキーが主戦に変わり、天皇賞・春を制した時に乗っていたのもウィリアムズ騎手でした。
次に思い出されるのは、スロトングリターン。
初コンビを組んだ京王杯スプリングカップで勝利をモノにしたものの、続く安田記念では惜しくも2着に惜敗。
同馬は翌年の安田記念で悲願のGIタイトルを獲得することになるのですが、その時背中に跨っていたのは、石橋騎手ではなく福永騎手でしたね。
そして、記憶にも新しいのは、なんと言ってもドゥラメンテでしょう。
初勝利を挙げたあとの500万下からコンビを組み、いきなりセントポーリア賞を圧勝したものの、続く共同通信杯では折り合いに苦しみ2着に惜敗。
次走からはミルコ・デムーロ騎手に乗り替わり、皐月賞、日本ダービーのクラシック二冠を制することとなりました。
そして今回、個人的には久々の大チャンスになるだけの馬ではないかと感じているハナレイムーンとのコンビでこのレースに挑みますから、なんとしてもここは結果を出して欲しい、ハナレイムーンを手放すようなことにはなって欲しくないと思っていますし、石橋騎手自身も内心は燃えているはずです。
そして、もう一頭の注目馬は、昨秋のアルテミスステークスでのちに阪神ジュベナイルフィリーズで2着るすことになるリスグラシューに上がり最速の末脚で迫ったフローレスマジック。
レース当日の馬場状態は完全な内伸び馬場でしたが、勝ったリスグラシューと2着のフローレスマジックだけ大外から追い込んで3着以下には決定的な差をつけていますから、阪神ジュベナイルフィリーズに出ていても面白い存在だったと考えています。
心の中では石橋脩くんに勝ってもらいたいと思っていますが、逆転があるとするならこの馬なのではないかなと思っていますよ。
馬券は、ハナレイムーンとフローレスマジックを1着に固定した3連単(フォーメーション)を買ってみたいところ。
2、3着候補には、冒頭に名前を出したレーヌミノル、アエロリット、モリトシラユリを付けて、あとはデビュー2連勝の内容から見限るには早そうなトーホウアイレス、新馬戦の内容が良かったセイウンキラビヤカ、前走でのちにラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの覇者となるカデナを負かしているアドマイヤリードあたりまで押さえてみたいですね。
組み合わせによっては壮絶にガミりますが、伏兵馬が絡んでくれれば一気に配当も上がるはずですから、そこは目をつぶっていきたいと思います。
◎03ハナレイムーン
○06フローレスマジック
△01トーホウアイレス
△08レーヌミノル
△11アエロリット
△12モリトシラユリ
△14セイウンキラビヤカ
△15アドマイヤリード
3連単(フォーメーション)
1着:3、6
2着:3、6、1、8、11、12、14、15
3着:3、6、1、8、11、12、14、15【合計84点】