7月某日


平和な街草津で

こんな事件

がありました。




その事件の全貌

大江がお伝えします。






証言者は



あいちゃん(以下A

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そして


さおりん(以下S

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A:

Facebookで
息子がアンパンマンの映画見に行きたい! 

っていう投稿した時に
               
さおりんが一緒に行こう!
ってコメントくれてた。


だからその日、
一緒に映画デビューしたの。



子供たちは夢中で 映画観てたんだけど。
  
あ、私もね。笑


 
でも、さおりんをみたら…



ずっと寝てた。



来た時から、
あきらかに 疲れてる様子だった。






S:  

その頃、1歳の次男の夜泣きが
始まってて。


とにかく夜泣きが続いて
それが  1ヶ月過ぎたくらいから
夫婦してイライラしてきて…


こりゃマズイと思った。


だから、子供と私の3人で
別室で寝るようにしたの。


主人は仕事があるし、
眠気でケガなんかされたら
一家で大変なことやし…。





A:

夜泣きって生まれてすぐって
そんなイメージだったから。


今ごろ?急に?なんでだろね?
って 答えのない話して…。



でもさ、
もう大きくなってるから
 泣き声も大きくて。


どうしようもないけど温厚な旦那さんも、
怒りだすほど。 

大人二人で どうしようもなくて  
ただ寝不足。

ひたすら毎晩夜泣きする…


とにかく、
寝たい…


ほんまに寝たい…




さおりんの様子が

本当に切実だったの。







S:     

寝室を分けたら
主人と少し距離ができた。


今まであったはずの
会話の時間が

明らかに減ったの。









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S:      

夏場、
泣き叫ぶから窓も開けれへんし

クーラーかけるしかないけど
そうすると長男は風邪ひくし、

電気代かかるし。

             
そんなん、 
かからなくていいお金やん !

って…。


なんかもう、
寝不足と授乳と
小さなことが重なって。


けど、

誰かに頼るほどの
一大事でもないことだし。
    

子育て中なら、
フツーなんだから、て


そう自分に言い聞かせて。

             

けど、
やっぱり気づいたら

少しずつ
自分が削られていってて。



小さな音でポキポキと
折れている何かがあって…。


崩壊しないようにしてるけど

いつ誰が
    
崩壊してもおかしくない。



毎日毎日、そんな感じだった。





でも、そんな時に、
              
 アンパンマンの映画に誘われたの。



 

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A:        

夜泣きの話を聞いて

誰か親戚でもいて、

預けられたらいいのにねって。


でも夜泣きする子 、
親戚でも躊躇するよねー …
                  

とか思いながら 
一緒にイオンをブラブラしてた。



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A:

そしたらさ、

最近特に弟が欲しい 私の息子が 

このままF君(さおりんの息子)と

一緒に居たいな〜〜って。



いやいやって。


大人の常識では
無理なんだけど。 


4歳の息子の頭には
 簡単なことやねん。




お母さんが抱っこして
連れて帰るだけ!!笑





S:

初めの数十回は
 笑ってスルーしてたんやけど


愛ちゃんみると、
そんな無理っぽい感じじゃない。笑



もうね…いや…ホンマに…

そちらがいいなら、

弟が欲しくて喜んで預かってくれるなら、

もうほんますぐにでもどうぞ。

そんな気持ちだった。

 





その結果。 


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A:

予定してたわけではないから  

着替えもなにも持たずに

とりあえず預かった。


まあ 一晩くらい
なんとでもなるわ…と思って。


何食べるかも知らんねん。笑



とりあえず

スティックパンなら
食べるから
って。



本当は預かることに自信なかったけど

 抱っこしてみたら

      
 意外と懐いてた。笑


 だから、
 とりあえず 
 預かるわ。


 連れ帰るから
 さおりんは帰って寝て
 って。


無理だと思ったら
すぐ返すよ


って車に乗せて
連れて帰ったの。


Fくん
ママと離れても
全然泣かなかった。


内心 大丈夫か私…とか

まあ、なんとでもなるわ…

とか、ぐるぐる考えてた。


一晩くらい泣いても
私たちは
明後日 寝たらいいわ

息子にも

連れて帰る言うたからには 
何があっても
ガマンしろよ!

って。笑




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こんな感じで


突如

3人目の子が誕生した

愛ちゃん。




一体どうなる


後編につづく。