デジタル時代を牽引しているといってもいい、
MIT(米マサチューセッツ工科大学)のメディアラボ。
所長と副所長は現在、日本人です。
所長は伊藤穣一さんで副所長は石井裕さん。
伊藤穣一さんについては昨年の記事で何回か
書かせて頂きました。
この、メディアラボの建物はほとんどの部屋がガラス張りで
廊下やホールから、どの部屋でどんな研究が
行われているのか誰でもわかるようになっています。
廊下の壁は、誰が何を書いてもいいようになっていて
誰かが思いついたアイディアに誰かがヒントや
新しい展開を自由に書いていきます。
所長の伊藤さんは、トップダウンの時代は終わって
今はボトムアップが中心、と言い切ります。
そして、いろいろな人達とのつながりが
イノベーションの原動力だと。
一人のリーダーが何かを成し遂げる時代は終わりました。
私がこうして、日々キーボードに向かい続けているのも
誰かとのつながりのきっかけを作っているに
過ぎないのかもしれません。