保険の見直し 19 生命保険の3つの顔 | Do. の自然道 ~投資編~

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これまで、「保険の見直し」シリーズを読んできた人は
気づかれていると思いますが
生命保険には3つの側面があります。

3つの顔と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

何だと思いますか?


一つは商品。

資本主義経済の中で流通している商品である生命保険は
生命保険会社が売る商品を消費者が分割で購入するという
仕組みです。(一括払いの商品もあります)

サービスと金銭の交換です。


もう一つはギャンブル。

死亡する可能性や、病気になったり事故に会う可能性に
ベット(賭けること)しているわけです。


そして相互扶助。

生命保険は本来、この考え方に基づいて作られたものです。

利益を追求していく資本主義とは
一線を画すことになります。



生命保険を提供する側の生命保険会社にとっては
「商品」としての意味合いが強くなります。

一方、提供される側は「相互扶助」の意識が大きい。


この「ずれ」があることを認識することが
生命保険という数千万円もする買い物をする時の
心構えとしては基本になります。


生命保険会社は売りたい(利益が出る)商品を
売ろうとします。

当たり前の話ですが、その商品が
消費者にとって必要な物かどうかは別になります。