輝之の投資遍歴 6 砂の城を作り続ける | Do. の自然道 ~投資編~

Do. の自然道 ~投資編~

「心」と「お金」そして「自然」との関係を徹底的に追求することによって「やりたいことをやり続ける人生」を送ることができる、そんな真の投資家になる方法を研究しています。

(2000年~2005年)

入金した資金の中で何とかやっていけたのは
数週間でした。

その後、追証を払わざるをえなくなります。

ちょうどそのような時にまとまった入金があって
事業用の資金を先物へまわすようになっていきました。

家族会議の決定もなし崩しです。

先物取引を始めたきっかけは
事業用の資金を作るためだったのに
お金の流れは全く逆になっていました。

本末転倒もいいところです。


こうなってくると、流れは大きくなるばかり。

最初の先物取引の会社では半年くらい取引をしました。

最終的には数百万円を入金していました。

そして、このお金はすべて消えていきました。


その後、先物会社を変えましたが、
いくら会社を変えても、自分が変わっていないのですから
結果は同じです。

短期で利益は上がっても、
それが続くことはありませんでした。


1年間くらい先物会社をとおして取引した頃
インターネットを使って、
自分で取引ができることを知ります。


ここから、第二幕です。

まぐれで勝ってしまって半年で800万円くらいの利益を
出してしまいます。

いろいろな情報を元にファンダメンタルメインで
取引をしていましたが、ほとんど自分の実力では
ありません。

金をメインに、原油、白金、とうもろこし、小麦、ゴム
の取引をしていました。

全く地に足がついていない状態で
取引額だけが大きくなっていきます。

ポジションを持ちすぎているので
常に大きなリスクを抱えていました。

ニューヨークが気になって落ち着いて寝られません。

何とか寝ても、朝、携帯を開いて値段を確認するのが
怖いような日々が続きました。

ゴムで500万円とか、とうもろこしで1000万円という
利益を1日で出したのもこの時です。

もちろん、意味がわからないでやっていますから
崖から落ちる日がかならず来るわけです。