葉を落とした樹にとまっているのはツグミです
昨夜からの強い風で木々の葉の多くは散り、時折吹く突風に落ち葉が舞い上がる。
気温も低いが風が冷たく、真冬の寒さ。
池のカモたちも風の弱い場所に集まり動きも少ない。
タダオシ濠では散った葉と一緒に虫も落ちているのか、水面で餌を採っていた。
ヒヨドリ・ツグミなどの飛ぶ姿を見るが数は少ない。
それでもアオジ・シメなどいつもの鳥は姿を見せていた。
葉を落とした樹にとまっているのはツグミです
昨夜からの強い風で木々の葉の多くは散り、時折吹く突風に落ち葉が舞い上がる。
気温も低いが風が冷たく、真冬の寒さ。
池のカモたちも風の弱い場所に集まり動きも少ない。
タダオシ濠では散った葉と一緒に虫も落ちているのか、水面で餌を採っていた。
ヒヨドリ・ツグミなどの飛ぶ姿を見るが数は少ない。
それでもアオジ・シメなどいつもの鳥は姿を見せていた。
センダンの黄色い実が輝やき、ヒヨドリの群れが飛来しその実を啄ばんでいる。
センダンの実は春の渡り時まで残ってくれると渡り途中のツグミ類が好んで食べるのだが、
この時期には実に毒があるためか、熟す前で渋いのか、他の鳥の姿は見ない。
東の空に雲がかかり朝陽の出るのが遅れ、雲から零れる光に雲の縁が虹色に輝く。
昨日、池に白い鳥が浮かんでいた。海岸では普通に観られるセグロカモメだが、
海から遠い馬見では珍しい鳥で、久しぶりに公園で見る。
ハシブトガラスが直ぐに緊急発進して数羽で追いかける。
飛翔力のあるカモメなので怪我をすることはないだろうが、公園の環境を好きにはならないだろう。
セグロカモメは5年目に成鳥の羽衣になるが、
嘴の斑や初列風切の白斑の状況などから第3回目の冬羽のようだ。
カエデの紅い葉も殆ど散ってしまったが、日陰地などのカエデがまだ秋の彩りを見せている。
そんな木にルリビタキでもと期待しているが、この日もエナガが来てくれた。
秋色の中で小鳥たちとの出会いを楽しむ。
帆翔しながら高度を上げるタカ 頭上に来たオオタカ若
朝の澄み切った青空を帆翔しながら高度を上げるタカを見る。
見ていると次第に近づいて来て頭上を通過する。
遠くからではハイタカと思って見ていたが、近くで見ると腹部に縦斑がありオオタカ若のようだ。
いつもの観察はこれで終わるのだが、この日はこれが始まりであった。
この若が急降下し、その先を見るとオオタカ成鳥が飛んでいる。
始めは若が成鳥を追っていたが、直ぐに体制は変わり成鳥が若を追い、
「判ったか」とばかりに若を追い返し、成鳥はもといた方角へ飛び去った。
秋の始まりの頃から雌雄の求愛のディスプレイ飛行を見るが、
今年生まれの若なので餌場の縄張り争いと考えるのが妥当な感じがする。
(オオタカは一般的には2年で成熟するが、中には1年後に繁殖するものもあると記されている)
長い時間に思えたが、写真の記録を見ると8時14分から2分強の短かい時間であった。
見事な飛翔に感動し枚数が多くなりました。
「ピリッ、ピリッ」と池からコガモの声が聞こえる。
コガモの♂が生殖羽に換羽し終え、早速求愛の集団ディスプレイが始まりだした。
数羽から10羽弱の♂が集まって1羽の♀の周りを泳ぎまわり、
「ピリッ、ピリッ」と声を出しながら首を延ばしたり、お尻を持ち上げたりする動作を繰り返す。
この行動を通じて♀が気にいった♂を見つけカップルとなる。
下にその求愛ディスプレイを順に並べる。
薄っすらと霜が降り、朝靄が漂う池にカモたちの姿が浮かぶ。
昨日は北国の雪から避難してきたのか、ツグミ・シロハラ・シメなどの姿を多く見たが、
更に南へ移動して行ったのか今朝は多くは見ない。
熟し始めた渋ガキにエナガが飛来し、皆で仲良く啄ばんでいた。
各地に雪を降らせている寒波の影響で、今朝は一段と冷え込みが厳しい。
二上山には雪が見られなかったが、
葛城山は薄っすらと雪化粧で、金剛山は雲がかかって見えない。
今朝は朝からハイタカが飛び、そのためか小鳥の姿が少ない。
樹上にとまるカワラヒワを見ていたら急に飛びあがって逃げる。
その上空にハイタカが飛び、逃げた原因が分かった。
その他ツグミ・シロハラ・シメ・ジョウビタキなどの冬鳥も数は少なかったが姿を見せていた。
寒波が到来し朝方はダウンを着て散歩をする人が増え、
多くのモミジは葉を落とし一気に初冬の趣。
残った紅葉を見ているとカラ類の群れが飛来し、珍しくエナガがカエデにとまり飛び去った。
その奥では偶然シロハラがとまってくれた。
カエデには餌になる虫が少ないためかカラ類の混群も立ち寄ることは少ない。
カエデも種を付けるので、種子を食べるカワラヒワやシメなどが来るが、その頃には葉は落ちている。
コナラなどの雑木も黄色くなり樹上の葉は散り始め、
先日樹上で珍しくアカゲラが姿を見せ、林下ではヤマガラが餌を探していた。
水面は黄色くなった木々の色を映し、その背景にカワセミが静かにとまる。
ハシブトガラスはコナラの黄色をバックにアメリカハナミズキの紅い実を啄ばんでいた。
アカゲラ ヤマガラ
カワセミ ハシブトガラス