おだしシリーズ②~干ししいたけのおだし
今日の担当はミドリです(*^-^*)
マルモONLINE SHOPに新しい商品が加わりました。
マルモの枕崎工場で製造したかつお節を粉状にしました。
お味噌汁やラーメンなどのトッピングに使うと、かつおの風味がふわ~っと広がります。
お値段もひとつ200円とお買い得
是非一度お試しくださいね(*^-^*)
さて、今日はマルモ商品のご案内からスタートしましたが、おだしシリーズ第2弾ということで、「干ししいたけのおだし」についてお話させて頂きます☆
一般に、かつお節や昆布、煮干など、だしを取る食材は乾燥していることが多いですよね。
干ししいたけも、同じように干して乾燥させ、それを水で戻すことでうま味成分が増幅されます。
これまでお伝えしている通り、うま味成分にはいくつかの種類があります。
その中で日本三大うま味成分と言われているのが、かつお節のイノシン酸、昆布のグルタミン酸に並び、干ししいたけのうま味である『グアニル酸』です。
このグアニル酸も、かつお節のイノシン酸と同じように、昆布のグルタミン酸と合わせる事でうま味が何倍にもなる『うま味の相乗効果』があります。
余談ですが、今好評発売中の『ほめられ香りだし』。
これだけでも美味しいですが、干ししいたけを煮物などで使ったときは、このほめられ香りだしのおだしに干ししいたけの戻し汁を入れておうどんを食べるのが私のお気に入りです。
甘みが強くなるので、甘いおだしが好きな方におすすめです(*^-^*)
以前、鹿児島のお雑煮は焼きエビのおだしが入ります、というお話をしていますが、この干ししいたけも鹿児島のお雑煮には欠かせないんですよ。
干ししいたけはもともと、中国で使われていたといわれています。
奈良時代後期に中国から日本に伝わり、製造が始まりました。
始めは主に中国への輸出用として製造されていたそうです。
日本のしいたけはかさも大きく上等だったため、中国でも重宝されていたそうです。
日本の書物に干ししいたけの記述が見られるようになるのは室町時代後期以降です。
貢物として使われたり、高価な菓子に使われたりと、貴重な食材だったようです。
江戸時代には野生のしいたけだけでなく、人工栽培が始まり、民間に普及しました。
こうして、日本料理にも欠かせない食材として広まってきました。
現在では家庭料理には欠かせない食材のひとつですね。
三大うま味成分を上手に使い分けて美味しいお料理を楽しんでくださいね!
※本ブログ内容は「日本産・原木乾しいたけをすすめる会 」を参考にしています。
(担当:ミドリ)
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