一平うどん（創業７７年！）

創業７７年！！！の老舗

初代のおじいちゃんが発明した味を７７年間ず～っと守っている

名物「中華うどん」って何？

「中華うどん」はいつ頃どのようにして生まれたのか？という歴史的事実や

初めて食べた方の感想なんかは下の写真をクリックしてみて下さい。

（だってこのお店の味が素晴らしいのかどうなのかは、歴史が証明してるでしょう。

７７年ていったい何代にわたってお客さんも食べに来てるの？っていう話しだし（笑）

２代目の奥さんの話では、

「お客さんも三代目のひとが多かね（多いね）、

おばあちゃんが孫連れてきてさ・・・

あれ？　あん人（あの人）　この頃　来らっさらんねえ（来られないねえ）

っち言いよったら、

おかげさまで旅立ちましたとかさ、

ああ、あのばあちゃん死んだばいねえ（亡くなったのねえ）　とかさ・・・」

（笑）ああ、旅立ちましたってそのことですか、

孫が成人して上京かなんかしたのかと思いました。

２代目の奥さん

「たいがい、来らっされんけん、（全然、来られないから）

おかしかねえって言いよると、

入院してるか旅立っとらすもんね（旅立っていらっしゃるものね）、

必ず言いに来らっしゃるもんね（来られるものね）。」

３代目（妹）

「言いに来らっしゃる。

心配しとろうと（心配していると）思って　挨拶に来ましたって・・・」

創業時からこの場所ですか？

２代目の奥さん

「最初は（上の写真参照）ここにあって、

次はアーケードの中にあったんだけど、

昔はね　目立ちすぎとったら、あそこは食べにばっかり行って

ご飯の用意もしよらっしゃれんとか（していないとか）

近所の人が言いよったらしいったい（言っていたらしいのよ）

そいけん引っ込んだとこがいいねって（だからちょっと奥の方がいいだろうって）。」

え～？それいつの話ですか？

２代目の奥さん

「私がお嫁に来て３０年だから４０年いや５０年ぐらい前の話。

なんか、パッと隠れて、

おうどん屋さんとかに入るような世の中やったらしい。」

こんなに長い間続けてこられてすごいですねえ

「すごいことないとよ！」

どうしてですか？

２代目の奥さん

「この間も聖母幼稚園の子がね、

　『おばちゃん、そげん長くしてここだけね（そんなに長く経営してこの店舗だけなの）』って、

そうよ、ここだけよ、わざと大きくしよらんとよ（していないのよ）って（笑）」

「まあ、うちはボチボチでいいかあ・・・みたいなね。」

ボチボチで７７年もてばねえ（爆笑）

だってその間に世の中いろんなことがあって・・・・

「けっこう、もう、毎日来るお客さんとかが多いけん（多いから）、

そして、いつもんと～（いつもとおなじもの）というお客さんが

何割かいらっしゃるね、顔見ただけで肉うどんが出てくるとかね。」

商売もこの領域に達するとスゴイとしか言いようが無いなあ、

いやあ、かっこいい。

つづく。　　　　　

一平 （そば（蕎麦） / 西鉄久留米駅 、花畑駅 ）
★★★★☆ 4.0

「福岡うまかバイ」
soul　food　青柳和敏