4年ほど前にアメリカ村で偶然見つけて以来、『ライフルの一発』という辛旨パスタにはまってしまい通い続けているお店『タヴェルナアズーラ』。
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辛旨料理探求プロジェクト第8弾!!大阪ミナミの辛旨スパゲティ「ライフルの一発」
http://s.ameblo.jp/umaiosaka/entry-11863053692.html?
今年、新本店となる立売堀店をオープン。
先日、ようやく訪店してきました。
店の前には、店主の小石さんの似顔絵をあしらった看板。
ライフルの一発と並ぶ看板メニュー『ラザニア・エミリアーナ』が美味しそう。
お店は、ビルの2階。
道に面した窓に、これまた小石店主の似顔絵が張り付けられているので、目印になりますね。
店内にはいると奥さんが、
「いらっしゃい。あら王子(実際にはファミリーネーム、つまり苗字で呼ばれてますよ)、お久しぶりです。太ったんじゃない?」。
こちらのご夫婦とは仕事をご一緒していただいていた時期もあるので、日々、食べ歩いているうまいもん王子の体のことをいつも心配してくれるんです。
「王子、こちらは初めてでしたっけ?」
「はい。この間、アメリカ村のお店に行ったら、甥っ子さんが一人でやってはりましたけど、
あっち(アメリカ村店)は甥っ子さんにお任せしてるんですか?」
「ええ。おばさんがいると口うるさくて、料理に集中できないとか言われちゃって」
で、今日は何を食べようかな。
メニューがアメリカ村店とは少し違うようです。
定番の『ライフルの一発』の辛みを足してもらって「ライフルの三発』もいいけど、
立売堀本店オリジナルメニューは無いのかな。
と、壁のホワイトボードに限定メニューを発見。
『時々夜のスペッシャル 自家製ベーコンを使ったスパゲッティ カルボナーラ 1,000円』
夜の限定メニューっぽいなぁ。
まだランチタイム中。
でも、14時過ぎで、他にお客さんはいないし・・・
恐る恐る奥さんに尋ねる。
「自家製ベーコンのカルボナーラって、この時間だとできないですよね」
「あなた、カルボナーラできるわよね」
『できる』って答えを誘導するように小石店主に確認してくれ、
「できるよ」
との返答で、この日のオーダーはカルボナーラに決定。
料理を待つ間に、店内を見回してみる。
テーブル席もあり、アメリカ村店よりかなり広くなりましたね。
自宅で、ライフルの一発が作れるミートソースもきれいに陳列されています。
こちらでもこのソースは人気らしく、よく食べにこられた人が買って帰られているようです。
と、小石店主がベーコンを切り分けているのを見た奥さんが、
「あのベーコン、手作りなので、なかなかいつもお出しすることができないんですよ」
と耳打ち。
ますますカルボナーラへの期待が高まります。
「お待たせしましたぁ」
奥さんが料理を運んできてくれます。
黒胡椒がタップリかかってますね。
そして、大きなベーコン。
この迫力は、なかなか日本のお店ではお目にかかれないですよ。
まさにイタリアン代表アズーリの堅守、カテナチオを担ったファビオ・カンナバーロのよう!
(あっ、この比喩にあんまり意味はないです)
フォークにクルクルっと巻いて口の中へ。
コクのあるミルキーでクリーミーなソースをまとったパスタを咀嚼すると、クリームの本流の中を一筋、二筋とベーコンのうま味をまとった塩気が流れていきます。
これは旨い。
しかもかなり濃厚なクリーミーさにも関わらず、スパイシーな黒胡椒が鮮烈なインパクトを与えてくれて、一口食べたら、また次の一口と、次から次へとパスタを食べ続けたくなります。
厚切りのベーコンにかぶりつくと、これまた濃厚なポークステーキの味わいが広がる。
ベーコンを一口食べては、パスタを一口。
この繰り返しに、白ワインが加わったら、三人前は食べられそうなんだけどな。
ということは、やっぱり夜に食べるべきメニューなんですね。
今度は、夜に来てアルコールとスバゲッティで楽しみたいと思います。
タヴェルナアズーラ(本店=立売堀店)
大阪市西区立売堀1-3-17
TEL.090-5642-8386
[月~金]11:45~15:00、18:00~21:00
[土]11:45~15:00
※定休日:日曜日
タヴェルナ アズーラ 立売堀本店 (イタリアン / 本町駅、西大橋駅、四ツ橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8