この日は朝からソワソワ。
だってずっと気になってた北陸のあの人気ラーメンが大阪にいながら食べられるチャンスが到来したんですから。
そのラーメンとは『富山ブラック』。
あなたも一見不気味な真っ黒いラーメンをテレビや雑誌で見たことがあるはずです。
塩辛いの?
イカのスミが入ってるの?
全く味の想像がつきません。
百聞は一見に如かず、いや、一食に如かず!
早速、今月8日までの期間限定で、うめだ阪急9階『地方新聞社おすすめ 47都道府県ふるさと味自慢』に出店中の『麺屋いろは』さんに行ってきました。
13時に着いたので、空いているかと思いきや、10人ほどの行列。
でも、中のお客さんが黙々と食べているので、10分と待たずに席に案内されます。
富山ブラックとは、ズバリ富山黒醤油ラーメンのこと。
47都道府県ふるさと味自慢会場では、
富山ブラック黒醤油らーめん、
富山ブラック味玉らーめん、
富山ブラックチャーシューめんの三種類が提供されています。
注文したのは『富山ブラック味玉らーめん』。
他人の席へと運ばれるらーめんをうらやましく見送りながら待つこと10分。
待望のうまいもん王子のために調理された富山ブラック味玉がやってきました。
やっぱり黒~い!
でも、この真っ黒いスープを飲んでみると・・・
あれっ?あっさりしてる!!
しかも、あっさりしてるのにしっかりしたうま味があるんです。
実は、この富山黒醤油って、普通の醤油じゃなくて魚醤なんですね。
だから、魚の旨み成分を多く含んでいるんです。
しかも、いろはでは、独特の製法で塩分を控え目にしながら超濃厚な味わいに仕上げたものを使っているんだとか。
一口目のあっさり加減に安心して、二口目はさらにじっくり味わってみます。
フムフム。
動物系と魚介系のダブルスープですね。
このコクがあるのにあっさりした味わいは鶏と野菜ですね。
って、店内のポスターに『鶏と魚介のダブルスープ』ってちゃんと書いてありました。
和風だしを感じさせる魚介系スープがコクに深みを出すとともにうま味を与えてくれてます。
このスープは、だしにうるさい関西人にも受けるはず。
そういえば、普段こういう催事のラーメンコーナーではあまり見かける事がない年配、お年寄りのお客さんの姿が目立ちます。
麺はツルツル、噛むとシコシコして美味しい。
ズズッとすすり込みたいところですが、しっかり味わいます。
そうそう食べられるものではありませんからね。
ゆっくり食べると、スープの味の後に麺の美味しさが味わえますよ。
チャーシューは柔らかくて、写真を撮ろうと箸で持ち上げているとホロホロとほどけ落ちていきます。
味玉は、ラーメンのスープよりさらにあっさりとした味付け。
チャーシューもそうですが、この味玉もラーメンのスープと同じ系統の味付けにしながら、濃さやバランスを変えることで、食感だけでなく味も変わり、食べる者に飽きを感じさせず、一気に食べ進めさせますね。
いやぁ、富山ブラックがこれほど完成度の高いラーメンだとは思っていませんでした。
東京ラーメンショーで、5度も売上1位にかがやいた実力は本物ですね。
8日までうめだ阪急で出店しているとのことなので、また食べにこよっと♪
『地方新聞社おすすめ 47都道府県ふるさと味自慢』
~12月8日まで、うめだ阪急9階催場。
47都道府県ふるさと味自慢