チカという魚をはじめて食べました。(チカダイではないです。)
ご覧のとおりほぼワカサギによく似ています。
食べたのはこのブログにも何度か登場した某定食屋。
本日のおすすめ、のハリガミに「チカの魚フライ定食620円」って出てて
これは食ってみなきゃと思い注文したら
ぎっしりと子持ちで身もワカサギよりしっかりした感じで
バツグンにうまいフライでした。(ここの自家製タルタルがまた泣かせる・・・)
もしかしたらフライ界最強かもしれません。
この店では淡々と食べて淡々と出て行くのが作法と心得てたんですが
今日は野暮とは思いつつもさすがにたまらず中のおばちゃんにたいへん美味しかった旨伝えたら、
思いもかけずおばちゃんのマシンガントークが始まってしまいました。
<おばちゃんの談話・概要>
「今日仕入れに行ったら魚屋にすすめられ、自分も見たこともたべたこともなかったんだけど
試食してみたらすごくおいしかった。ワカサギみたいだけどワカサギより食べ応えがある。
しかもパンパンに子持ちでこれは買うしかないと思った。ただし小骨がやや硬いのが欠点かもしれない。
フライのパン粉がちょっと焦げてたかもしれないが、少しでも骨が気にならないように長めに揚げたのである。
おいしかったのならそれは自分としても大変よろこばしいことである。
これからも珍しいものがあれば積極的に仕入れるのでマメに来店してチェックするように。」
一見、十年一日の如く淡々と営業しているようでいて
このアグレッシブなプロ意識はどうでしょう!
やはり愛される店、繁盛する店というものはこういう飽くなき向上心が不可欠なのですね。