小さな旅のこと | Rock日常

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高校を卒業し、3月29日に自衛隊に入隊しました。普通の高校生だった僕が、日本に関わっていけるような人間になれるのか。わからないけど、志だけは高く、高くありたい。

こんばんわ!こーです。

先日まで五日間ほど演習で山に籠ってきました。いつ行っても山はきついですわー。





今日は代休だったので家に居たんですが、なぜか無性に走りたくなってランニングする事にしました。


そして僕は走り出したわけですが、今日はいつもと違うコースを走ろうと、ふと思って知らない道を延々と走りました。

そうしているうちに火力発電所への案内看板が見えて、ふと火力発電所を見てみたいと思い看板に言われるがままに火力発電所を目指しました。

そうして走っているうちに、嫌な臭いが漂ってきて、目の前には火力発電所と書いてある看板が現れました。

僕は漂うにおいに少し後悔しながらも進もうと走り出した直後、目の前に関係者以外立ち入り禁止という看板が。


僕は気の抜けた風船のように肩を落とし、火力発電所を一回ちらっとみてから帰り道を辿りました。

そうして歩き出したら、こんどはなんとか港という看板があって、これだ!と思って気持ちを新たに港を目指しました。

そうして走ると、目の前に暗いトンネルが現れました。

なんだかすごく鳥肌がたって、それ以上いってはならない気がして、そのばでウロウロしました。


どーすっかなーと周りを見てみたら山の上の方に墓地がありました。


あぁ、なるほど。と納得した僕は潔く帰る事にしました。
と言ってもやはりがっかりしていて、しばらく歩きました。

そうすると聞こえて来るんです。ざぁ~という音が。

すぐに何の音か分かりました。僕は音の方向に全速力ではしりました。道なんて無い先の見えない森みたいなところを、ひたすら走りました。


そうして目の前にはきれいな海と水平線が現れました。


誰も居ない海について僕はとりあえずそこらへんのはやしに立ちションをしました。


我慢の限界でした。



その後しばらく大の字で寝ました。汗でぐしょぐしょの体に砂がたくさんついたけど、その時はきになりませんでした。

しばらくして僕は好きな人の名前を叫びたくなりました。けど海の向こうのアメリカ人に聞こえたら恥ずかしいな、と思ってやめました。


こうして僕は最近何もかもうまくいかないもやもやを、吹き飛ばす事が出来ました。

小さな旅でした。