木村政昭、山村武彦著「富士山の噴火は始まっている!」(宝島社 952円)は、気鋭の海洋地震学者と、防災の第一人者による警告の書。緊迫度を増す富士山噴火の実態と、予測される被害を解説する。
東日本大震災以降、富士山周辺では地震活動が活発化している。例えば富士山北東麓では、震災が起きるまでの10年間、震度1以上の有感地震は一度も起きていなかった。にもかかわらず、昨年5月からは毎月1~8回の地震が起きており、今年1月には震度5弱の強い揺れを観測するに至っている。
日刊ゲンダイ2012年6月11日掲載されていましたが・・・・・
富士山麓には鳴沢の氷穴という
今から1130年以上前の貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできた二つのトンネル式になった洞窟があります。
もし、地熱が上がっているとすれば、ここの氷に影響が出ると思うのです。
このお隣800mほどのところにも風穴氷穴がありますから、すくなくともどちらかには影響が出ると思うのです。
こういった、自然を観察して判断材料に加えて欲しいものです。