翌朝シャワーを浴びて朝食のカフェとパンを頂きました。
午前9時前だというのにすでに日差しが強い。
新聞に目を向けながら鳥の声と隣家のプールの水音を聞く。
旅はゆっくりするものです。
今回初めて連れて行ってもらったのはマルセイユから海岸沿いを車で4、50分程走った所にあるLes Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)。
フランス南西部ブーシュ=デュ=ローヌ県の小さな町で、アルピーユ山脈の中にある、壮大な景観を持つ岩だらけの土地で、南方の平野を見渡せる中世の古城があります。
夏のバカンス時期になると前に進むのが難しいくらい観光客で賑わうらしいです。
ボー城からすこし歩いた所にCarrière de Lumièreという昔石切場だった土地を利用した光のスペクタクルが楽しめる場所があります。
ここはイチ押し!
絶対行ってみて下さい!
ひんやりした暗い石切場に一歩踏み入れるとこのように 5、6メートル高さのある石にスクリーンで有名画家の作品が映し出されます。
今年はイタリアの巨匠ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロのスペクタクルだそうで、年によってモネだったりクリムトの絵画が楽しめるようです。
1月にフィレンツェに行ったばかりなのでルネッサンス全盛期のイタリア絵画にまた魅了されてしまいました。
映像という形で絵画を見た事がなかったので2度感動。
素晴らしいスペクタクルでした!
翌日、お昼を食べる前に港町マルセイユの昔ながらの地区へ。
とても良いお天気です。
太陽がどれだけ人を元気にするか、というのがよく分かる気がします。
海辺の屋台で注文したひよこ豆をつぶした粉で出来たPanisseパニッス。
ほんのり豆の味がしてとっても美味しい。
地中海を眺めながら…
またマルセイユに来るのは何年後かな~と思いながらパリに帰ってきました。