続・25年の技術革新を体感せよ!―『LEGEND BB 武者頑駄無(むしゃガンダム)』 | 『e視点』―いともたやすく行われるえげつない書評―

続・25年の技術革新を体感せよ!―『LEGEND BB 武者頑駄無(むしゃガンダム)』

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このブログで、『LEGEND BB 騎士ガンダム(ナイトガンダム)』というプラモデルを紹介してから早2ヶ月。

『騎士ガンダム』の時も書きましたが、僕が小学生の頃「当時の男子であれば持ってないヤツはいない」くらい流行したオモチャの一つに『SDガンダムBB戦士』ってのがありまして。
んで、その『BB戦士』っていうシリーズが現在の技術でリメイクされ、その第1弾として発売された『騎士ガンダム』に食いついたのが2ヶ月前というわけ。
ただ、実際に当時一番ハマったシリーズは『騎士ガンダム』よりむしろ、『武者ガンダム』シリーズだったりして。

そんなわけで、今回のリメイク企画でも、一番期待していたのは『武者ガンダム』
当然ながら旧キットも合わせて購入し、25年の技術革新に酔いしれてやりましたよ!!

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まずは「素組み」で、25年の技術革新を体感してみた。

というわけで、早速新・旧武者ガンダムを組み立て。

まずは前回同様「箱」の比較。
『LEGEND』の箱は騎士ガンダムと同一規格。一方、旧キットの方は騎士ガンダムより一回り以上小さいため、箱のサイズはこんなに違う。
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中身の差も同様。旧キットのパーツ数は想像以上に少ないもんです。
(騎士にはパワーアップ用のパーツも同梱されていたから、当時の商品の中では大型商品だったってことみたいですね。あれでも。)
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今回も説明書の裏の漫画がクソ懐かしい!この辺りのキャラ、集めてたな~。。。
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早速組み立てを開始。
今回も頭部パーツのパーツ数の違いを見比べてみると、、、


あれ?


旧「武者ガンダム」の方がむしろパーツ数が多い、、、だと?
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それもそのはず、旧キットには「顔面を押すと、スプリングで兜が飛ぶ!」という謎の仕様が。
以降のキットからは取り除かれたギミックということは、不評だったってことなんでしょうか。
まあ、完全に意味不明ですからね。。。

というわけで、今回は「頭部」のパーツ数に違いはなかったんだけど、代わりに「兜」のパーツ数の違いが凄い。

4パーツで構成されていた旧キットに比べ、新キットは20個以上のパーツで構成されている。
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新キットの兜は「吹き返し」から「襟」まで可動しまくりだし、見栄えの違いも一目瞭然。これぞ、25年の技術革新!!
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そんなこんなで素組みが完成。
まずは『軽装』を比較。
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今回も、改めてそのスタイルの違い愕然
そして、やっぱり旧キットが可愛く見えてくるっていう。
何なんでしょう、この魅力!

続いて『武者頑駄無(むしゃガンダム)』
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これまた、「スタイル」もさることながら「情報量」に大きな差が。
旧キットはほとんど「軽装に兜をかぶせただけ」状態。
そして、新キットの造形を見て、「旧キットのこの形は、コレがやりたかったのか!」という事実に気付くという、『騎士ガンダム』の時とまったく同じ感動を覚えてしまいます。

ただそれでも、稚拙な造形の旧キットも可愛くて、これはこれで魅力的なんだけど。

シール」&「スミ入れ」後に、25年の技術革新を体感してみた。

続いて、「シール」&簡単な「スミ入れ」で、無事完成。

これまた、まずは「軽装」から見てみよう。
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あれ?
旧キットってこんな顔(目)だったっけ?
シリーズ最初期の商品のため、キャラクターとしての「顔」がまだ定まっていない感じなんだろう。
「シリーズの代表的なキャラ」のはずなのに、イメージと違う顔。驚きだ。

つづいて、『武者頑駄無』
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新旧のキットで、所持している武器は共通。
それぞれが、「刀」「薙刀」「銃」の3種の武器を所持している。
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ただ今回は、新旧で共通するギミック(騎士ガンダムのケンタウロス形態みたいなもの)は無く、プレイバリュー的には『騎士ガンダム』にはちょっと劣る感じだ。
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それぞれのオリジナルギミックを比べて、25年の技術革新を体感してみた。

まずは新キットのオリジナルギミック。

まずは「ギミック」と言うほどでもないけれど、その可動範囲の広さが凄い。
鎧の有無に関わらず、抜刀のポーズが出来るのは、圧倒的な魅力です。
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そして、「足軽璽武(あしがるじむ)」への差し替えが可能なのも売りの一つ。
「軽装」の状態で頭を付け替えるだけで簡単に差し替えが可能です。
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ちなみに、頭パーツの規格はガンダムと同一。
なので、『武者璽武(じむ)』
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『足軽頑駄無』
にすることも可能です。
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他にも、「騎士ガンダム」と同様の仕組みによる表情の切り替えや、
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刀の「さや」を右に付け替えて「左利き」仕様にするなんていう超小ネタもあります。
(ちなみに、刀&さやの反りの方向的には、右付けの方がしっくり来る気もします。。)
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それから、「銃」と「薙刀」の両方を背負えるのも新キットのみの特徴だったり。
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一方、旧キットのオリジナルギミックは、先述したように「兜の発射」ギミック。
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なんでこんなギミックを採用したのか?
きっと、「思いつきで面白そうだからやった」程度な気がするけれど、この「昭和ノリ」、嫌いじゃない!!
当時のファミコンソフトとかもそうだけど、少人数でガヤガヤやりながら企画→制作と進めている感じが商品から溢れ出ていて、なんだか羨ましくも心地よい気分♪

そして、もう一つのオリジナルのオプションが、台座
この台座に、「兜」「両肩パーツ」「バックパック」「刀」「薙刀」を格納することができる。
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旧キットのオリジナルギミックは、これだけ。
「ギミック満載」のイメージがあるBB戦士シリーズだけど、原点ともいうべき本商品は、ほとんど何のギミックもない「すっぴん」商品だった。
まあ、このキットが発売された当時は「鎧の着脱が出来る」というのが画期的だったんだけどね。

最後に、色々とポーズをつけて遊ぶ中で、25年の技術革新を体感してみた。

刀!!
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薙刀!!!
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よーし。「騎士ガンダム」も連れてこよう。
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ちなみに、軽装のパーツ構成がかなり似ているので、鎧の交換が出来るか試してみると、、、

「武者ガンダム」に「騎士」のパーツはほとんど装着できないんだけど、
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「騎士ガンダム」に「武者」のパーツは大部分が装着可能。鎧の上からマントもイケた。
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と、ここまで来れば、武者ケンタウロスだってイケちゃいました!
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ふぅ。。楽しかったぜ。。

総括

というわけで、今回も満喫のBB戦士。
新解釈の武者ガンダムは文句なしにかっこいいし、旧キットへの「きゃわうぃぃ~」という気持ちも前回同様に溢れている。

ただ、「騎士ガンダム」の時と比べると、若干の不満が。
それは、「ケンタウロス形態」に値するようなかっちょいいギミックが無かったことも原因だし、もともとの「武者ガンダム」への愛着が「騎士ガンダム」以上だったため期待値が高すぎたことも影響しているかも知れない。

また、「騎士ガンダム」と比べると、明らかに手足がポロポロと外れやすいのも大きな不満。
可動時に干渉しやすい鎧が原因とも考えられるけど、いじくり倒して遊ぶにはあまりに脆すぎた。

とは言え、「買ってよかった?」と問われたらもちろん大声で「YES!」と言うし、ポーズ作って写真を撮るのがメチャクチャ楽しいのは事実なわけで。
もちろん、「満足」の一日だったのでした。
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次は、コレとの比較をやってみたい気がしないこともないような。。。
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