iPadを持っていて、コレを買わない奴はバカだ!『バトル&ゲット ポケモンタイピングDS』 | 『e視点』―いともたやすく行われるえげつない書評―

iPadを持っていて、コレを買わない奴はバカだ!『バトル&ゲット ポケモンタイピングDS』

iPad2を購入しておよそ10ヶ月。
iPadを買ったことによるライフスタイルの変化ってのは様々あるんだけど、「パソコンをほとんど使わなくなった」というのが、その最たるもの。
iPhoneを使い始めた時にもパソコンを触る時間の減少は感じていたんだけど、iPadでいよいよ決定的になった。

ただ唯一、長文を書くときには、パソコンを使ってしまう。
iPadのソフトキーボードは、iPhoneと比べれば入力しやすいけれど、どうしても入力に時間がかかる。
僕はこうやってブログを書いているわけで。その時ばかりはiPadではなく、パソコンを使って文章を書いていた。

そんな折、会社での打ち合わせの時に、一緒に仕事をしているWebの制作会社の担当者の人がノートパソコンの代わりにiPad2を持ってくるようになった。

確かにiPad2が発売されてから、仕事でiPad2を使う人が増えているなーとは思っていたけれど、それは資料を見せたり、アプリのモックや画面イメージを見せるために使われることが多かった。
僕個人の意見としては、『iPadは、まだまだ“仕事用のノートパソコンの代わり”を担えるほどのデバイスではない』と思うし、その最大のボトルネックが文字入力だと思っていた。


でもね、その制作会社の担当者さんは、おもむろにiPadのケースを取り外すと、カチャリとケースを付け替えて、こんなふうに組み上げたんですよ!
ZAGGmateキーボード(カバーにもなるiPad用キーボード)

あら、いいですね!

確かにこれさえあれば、完全にパソコンいらなくなるじゃない!


というわけで、さっそく購入を検討してみたんだけど、「ケースを兼ねていることによる形状の不自然さのせいで思ったほど文字が打ちやすくない」ことと、「約1万円というお値段がちょっとお高いですねー」という2点で躊躇してしまった。

そんなわけで、もっと使いやすくて、もっとお安いキーボードないかな~、と調べてみると、、、
ありました。2500円程度のお値段と、シンプルなデザインの素敵なキーボードが。
それもDS向けのゲーム、しかもポケモンの付録で。

30歳のおっさんがポケモンを購入するのに抵抗がなかったとは言いませんが、ドリャーっと購入してやりましたよ!!

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まずは箱を開けてみた。

パッケージはガッツリとポケモン。
こんなもんが家に届いたら、奥さんの「マジかよ・・・」という視線がキツいけれども、そこは今流行りのテヘペロべーっだ!で乗り切り、パッケージをオープン!
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中身は、『バトル&ゲット ポケモンタイピングDS』のソフト、キーボード、DSスタンド、電池。
あくまでソフトの付録という位置付けだけど、存在感はダントツのキーボード。
シンプルなデザインで、キーピッチも十分。打ち心地も思ったほど安っぽくなく、なかなか素晴らしい!
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キーボードにも「ポケモン」の文字があることも覚悟していたけれど、それも無し。
唯一、裏面に「NINTENDO」の表記があるだけなので、仕事で使っても違和感なさそうだ。
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ちょっと気になるのは、電源のON/OFFのLEDライトが付いていないこと。
ON/OFFが見た目でわかるようなデザインにはなっているんだけど、電池切れのタイミングがわからないのがちょっと辛いところだ。
(まあ、本来Nintendo DS向けに作られた製品で、ゲームの画面にキーボードの電池残量も表示されるようなので、無理矢理iPadで使う方がどうかしてるんだろうけど。。。)
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もう一つの付属品・DSスタンド。
折りたたみ式のスタンドで、裏にはDSソフトが収納できる。
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使用するときにはこういう形に。
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ちなみに、このスタンドもiPadで使用可能。
スタンドの滑り止めのおかげで、思いの外、快適に使うことができる。
ただスマートカバーを使っているのであれば、ちょっとだけカバーが邪魔になるのが玉にキズ。(カバーごとスタンドに乗せるとグラグラしちゃいます。。)
カバーは、ペロンと後ろに垂れ流しておきましょう。
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ちなみに、iPadを縦置きにしてもギリギリ耐えてくれるスタンド。
かなりギリギリのバランスで成り立っていて、画面をタップするとバランスが破綻してしまうこともあるので、よっぽどのことがないかぎりこういう使いかはしない方がいいでしょうけども。
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というわけで、普段はカバーを外し横置きするのがベストだろう。
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まあ、画面の角度が急すぎるのが気にならなければ、そのままスマートカバーを使っちゃうのもアリなんだけど。
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iPadとキーボードを接続してみた。

接続方法は簡単。
iPadのBluetoothをオンにして、キーボードの電源を入れるだけ。

初回接続時は認証が必要なので、[Fn]キーを押しながらキーボードの電源をオン。
すると、iPadがキーボードを見つけてくれる。
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初めての接続なので、つづけてPINコードを入力。iPadが勝手に4桁の数字を指定するので、キーボードから4桁の数字を入力して[Enter]キー。
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入力が正しければ、無事にキーボードの接続が完了する。
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早速メモ帳を開いて文字入力。
ソフトキーボードが立ち上がらないので画面が広く使えるし、変換候補だって見やすい。
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使えるのは本当に文字入力だけで、十字キーでアプリを指定したり、Enterキーで開いたり、[Alt]+[Tab]でアプリを切り替えたりは出来ないんだけど、それでもカタカタと高速で文字を入力出来るというだけで圧倒的に便利だ。
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唯一の欠点は、このキーボードが英字キーボードとして認識されてしまうこと。
アルファベットを打つ分には問題ないが、記号の入力([Shift]+何か)の場合に、キーにプリントされている文字と実際に入力される文字が違うのが、ややめんどくさい
特に入力する機会が多そうな“@(アットマーク)"が、[Shift]+[2]というのは覚えておいた方がよさそうだ。

それから、[半角/全角]キーも機能せず、単に"'(アポストロフィ)"が入力される。
PCではこのキーで日本語と英語を切り替えているんだけど、それも使えない。
その代わりキーボードの切り替えは[Home](家マーク)+[Space]なので、これ覚えておいたほうがいいだろう。
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他にも、基本的なショートカットは、[Home]+何かの組み合わせで行える。
[Home] + [A] ‥‥ 全選択
[Home] + [C] ‥‥ コピー
[Home] + [V] ‥‥ 貼り付け
[Home] + [X] ‥‥ カット
[Home] + [↑] ‥‥ 文章の一番最初へ
[Home] + [↓] ‥‥ 文章の一番最後へ

あたりが使えるので、これだけでも超便利だ。

総括。

そんなわけで、噂のポケモンキーボード。
使い心地は快適だし、見た目はシンプルで美しいし、素晴らしいガジェットなのは間違いない。
iPadとの相性の問題(英字キーボードとして認識されること)による“クセ”はあるものの、2500円というお値段、しかもDSのソフト付きでこのお値段ということを考えると、コレを買わない奴はバカだ!とすら思える、超便利なキーボードだった。

これでますますパソコンを使う時間が減っちゃいそうだぜ!
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※ちなみにiPhoneでも使えますが、バランスが著しく悪いカオスな感じの見た目になります。

今日の余談

せっかく買ったのだから、、、ということで、DSのゲームでも遊んでみた。
DSを開くのが実に2年ぶりくらいで、待機電力で電池を使いきってしまっていたらしく、DSの初期設定から始めなきゃいけなかった。それでもまあ、せっかくなので遊びますよ。

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今更だけど、これ↑が本来の使い方です。



ゲーム自体はごく普通のタイピングゲーム。
ある程度タッチタイピングが出来れば、1時間ほどでクリアで来てしまうゲームだ。
ただ、やはり“ポケモン”だけあって、やりこみ要素は充実しているみたい。
ポケモンをコンプリートするためには、結構な時間がかかりそうだ。

それなりに面白いのでチョコチョコとやってしまうんだけど、「ポケモンの名前」を覚えておかないと高得点が取れないステージが多く、キー入力の速度よりもポケモンを知らないことによる“壁”が立ちはだかってしまっている。

さすがに30歳でポケモンの名前を覚え始めるのもな。。。

というわけで、やっぱりこの製品の価値はキーボードで、ゲームの方は封印することになりそうなのでした。
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ちなみに、同製品の黒バージョンもあります。
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