先週の土曜日、名古屋で、このブログがご縁で知り合うこととなったhikaruさんと二人患者会をした。
彼女が私のブログを見て「ひょっとして主治医が一緒ですか?」とメッセージをくれたのがきっかけ。
たまたま私の診察日と彼女の診察日や入院の時期が重なって、これまでに何回かお会いしている。
一回りも年下のチャーミングな彼女は、病気についての知識も豊富で、手術の方法、再建してくれる医師についての情報収集力も半端じゃない。
詳細はここでは書かない(書けない)けど、その行動力には感心させられっぱなし。
近鉄名古屋駅で待ち合わせ。
そこから栄の地下街を散策しつつ、三越の東洋軒 の個室テーブルで喋る喋る。
ふたりとも同じ乳腺外科の先生に診てもらいたくて、東海地方に住んでいながら大阪の大学病院を受診。
形成外科医の主治医も同じ。
術後は病院に頻繁に通うこともなく、まして病院の患者会(あるかどうかも不明)に参加する機会もないので、病気や再建のことを誰はばかることなく語り合える貴重な時間。
病気ネタはもとより、主治医の話でも盛り上がる。
後ろが残念とか乳腺外科の主治医は本当に優しいとか…
(え~っ、私は乳腺外科の主治医に名刺なんて貰ってないよ。)
(病室に毎日顔を見に来てもらってないぞ~。)
(やっぱり主治医も若いきれいな子が好きなのね…)
と、待遇格差を知って密かにいじけつつも話はエンドレス。
食事の合間にデジカメの詳細術後記録を見せてもらう。
その後バリアフリートイレで再建前後の胸をお互いに披露。
同じ主治医ペアで同じ手術(皮下乳腺全摘+同時再建エクスパンダー挿入術)を受けても、術後の経過がずいぶん違うことに驚く。
自分が希望する乳腺外科の先生に診てもらえたとしても、その先生と連携を密にしている形成外科医が必ずしも希望する再建方法を提示してくれるとは限らない。
逆に、再建をしてもらいたい形成外科医のいる病院の乳腺外科医が、治療をして欲しいと思える医師かどうかもわからない。
身体への負担と金銭的な負担が少なくて済むのが同時再建のメリットだけど、病期も治療方針もまだわからない時に、いろんな決断をしなければいけないというデメリットもあるのだと改めて感じた次第。
彼女が悩みに悩んで、今の主治医達に治療を委ねたのを知っているから、なるべく辛い思いをしないで治療が受けられますように。
決断したことを後悔しなくてすむよう、経過が順調でありますように。
心から願ってます。
遅くまで話し込んでしまったので、
地下街で買った上海饅頭の餃子の夕食。
← 主治医じゃないのに、なにかと話題になった先生。
hikaruちゃんにもらったお礼のカードから飛び出すなぐちゃん。
大笑いして免疫力UP。
←← 手術方法や再建するしない…同病の方の話がとても参考になりました。