Wiiのコントローラについてのプログラミングガイドブックですね。
言語はC++、C#、Flash(ActionScript)で、私はFlashしかわからないので全てを評価できるわけではないですが・・・。
まぁ、それよりも本書の冒頭の作品紹介や、最後のメッセージなどが個人的に面白かったです。
特に冒頭で紹介されていた下記の2作品が面白いと思いました。
●ニオイの吹き矢
●SoundQuest
ニオイの吹き矢は、Wiiリモコンを使った吹き矢のシューティングゲームです。
吹き矢を強調したのには意味があります。
なぜなら、自分の攻撃力の判定は吹き矢を吹く際の、口臭に依存するためです。
具体的にどう判定するのかはわからないのですが、悪魔っぽい敵を倒すには、綺麗な?口臭でないといけないようです。
・・・て、Wiiリモコンは、あまりインタラクションに関係ないような。
次にSoundQuestです。
こちらは、天井にWiiリモコンを設置し、その下でユーザは赤外線を発するヘッドホンとヌンチャク(Wiiリモコンのアタッチメント機器)を持って、ゲームに挑みます。
画面はありません。
ユーザは、ヘッドホンから聞こえてくる音のみで自分の状況を判断します。
Wiiリモコンでユーザの位置を検出し、ヌンチャクでインタラクションを行います。
何が凄いって、Wiiリモコンをコントローラとして使ってないところですよね。
これは、ちょっと目から鱗かも。
ゲームを楽しめるなら、Wiiリモコンはコントローラの役割を担わなくても良いわけです。
この発想は、後々何かの役に立つかも・・・。
いや、わかりませんが、少なくとも常識を打ち砕く良い例だと思いました。

だから、モノ作りって楽しいんですよね。
うき。