先週、“国歌斉唱不起立”訴訟で有罪が確定する判決がありました。
本日は、組合に関連した筆者の現役の時分の思い出も合わせて述べたいと思います。
国歌斉唱不起立呼びかけ、有罪確定へ 最高裁が元教諭の上告棄却
2011.7.7 18:22 msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110707/trl11070718230015-n1.htm
(記事表題のみ引用)
前記引用の事象については、今でこそ世論の多くが判決を支持し組合側を批判するようになりました。
しかしながら、筆者が現役の頃は残念ながら組合の無理難題が通ってしまう時代でした。
本件の是非については、数多くのブログ等において論評されておりますが、本件の根幹において違和感のある部分についてのみ述べたいと思います。
【組合の土俵に乗るな】
本件は 『 式典という業務を妨害 』 した事につきます。
組合員が組合の公式行事で 『 組合の掟 』 に従わず行事を妨害した場合は、脱退を覚悟する必要があります。
本件の場合、 『 行為の言い訳 』 を聞くこと自体 『 組合の土俵 』 に乗ることになり、事の本道から逸脱することになります。
実際のところ、 『 悪事を他にすり替え 』 ることは組合の“常習手段”と言えます。
今回の判決に不服の組合員氏がおられましたら、組合の「定期大会」や「旗開き」等の行事で
来賓列席の下で、派手に事を起こしてみてはいかがでしょうか。ご健闘を蔭ながらお祈りいたす次第です。
なお、ここから先は蛇足です。
その1. 昨今公務員給与の引き下げが挙がっておりますが、本件についても相変わらず、組合は「喧嘩の仕方」を知らないと思うのです。
本当に反対するのであれば、引き下げるのではなく、同じ所得の民間も同じく 「税引き後の手取り額が下がるような」 “増税型” の引き下げになるようにせよとしないのでしょうか。
国家のために敢えて所得税の累進増税を許諾するといえば、民間労組が慌てる事になり別の展開になろうかと思われます。
切られる事が必至の場合は、相打ちにすることが確度の高い生き残り方になります。
その2. 筆者が現役の事でしたが、現業職の技系職員がボイラーの安全のため「鞴祭り(ふいごまつり)」を行うとのことで招待され、施設の神棚が設置されたボイラー室で公務終了後に焼肉をしたのでした。
日の丸や君が代に有無を言わさず反対する組合員もいれば、神棚に恭しく頭を垂れる組合員もいたのでした。
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