石川県警金沢西署の「鞍月交番連絡協議会」の委員が、協議会の会合後、同署の女性警察官2人にセクハラ行為をしたとして、金沢地検が昨年12月28日、この委員を県迷惑防止条例違反(卑わい行為の禁止)で金沢地裁に在宅のまま起訴していたことが16日、わかった。

 委員は事件後、役職を解任されている。

 起訴されたのは金沢市直江北一丁目町会長で無職、前多慎一郎被告(57)。起訴状などによると、前多被告は昨年7月29日午後10時頃、同市内の路上で、同署の20歳代の女性警察官2人に対し、「ホテル行こう。ワシ酔うとるし」「胸触っていいか」などと話し、服の上から胸や尻を触ろうとした上、1人の左手指をなめたとされる。

 関係者によると、この日は市内の居酒屋で協議会の会合が開かれた。

 前多被告は会合が終わった後、居酒屋近くの路上で、女性警察官2人を2次会に誘おうとしていたという。

 前多被告は取材に対し、「自分はそのつもりはなかった。(町会長は)もう辞めた。今はこれ以上は言えない」と話している。初公判は23日の予定。

 交番連絡協議会は、地域の治安に関する問題について、交番の警察官が地元住民からの意見や要望を聞き、対策を協議する場。委員は、地域の実情に精通している住民の中から選定し、署長が委嘱する。任期は原則1年で、同署が管轄する全8交番に設置されている。

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