今年の夏は異常に暑すぎて残暑も厳しく、少々夏バテぎみでした。そんなことから、しばらくブログを休んでしまいました。
毎日ニュースになっている中国との険悪なこの状況は、おそらく3ヶ月くらいで沈静化するでしょう。
今の中国の一部の国民は、かつて日本が日米安保条約に反対して学生運動をしたような感じで、愛国心に燃えているような状況ではないでしょうか。
このような状況が長く続くということは、経済的に見てもけっして日中両国にとって得になることはありません。
中国政府は、対日関係が悪化することが国益を損なうことをよくわかっているので、政府としての面目を保ちながら沈静化を図るはずです。
中国政府は日本の政府の倍くらい、内外の問題を数多く抱えている。そういう国なんでしょうね。
両国の教育も間違っています。
日本の教育は、戦時中、日本が中国を侵略してひどいことをしたということを教えていません。
中国の教育では、戦後の日本が、如何に中国の近代化のために努力をしてきたかを教えていません。
田中角栄首相の時に日中国交正常化が実現しました。しかしその十年以上も前から日中の友好関係を築こうと、命を賭けて努力していた日本人がいました。 岡崎嘉平太
当時の周恩来首相から絶大な信頼を得ていた日本人の一人です。
周恩来首相の言葉
「日本は中国を侵略し、酷いことをしてきました。しかしそれを乗り越えていかないとお互いの国の発展はありません。我が国は戦後の賠償を日本政府に要求しません。中国を侵略したのは日本の軍隊であり、今、その軍隊はなくなってしまったのだから」
日中国交正常化調印式の数日前、岡崎嘉平太(おかざきかへいた)が周恩来首相に招待されました。
周恩来首相の言葉
「田中角栄首相が努力して、日中国交正常化が実現するのではありません。両国の将来にわたる発展のため尽力してくれた 岡崎嘉平太さんのような人がいたからこそ実現するのです」
[ 国と国のつながりは、人と人のつながりから ]