【オーストリア紀行11】サウンド・オブ・ミュージックの舞台シャフベルク山を登山鉄道で登る! | まるこブログ

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明日から天候が崩れる…という予報なので、今日のうちにと、シャフベルク山を登山電車で登った。


名作ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地でもあるシャフベルク山。

ここは「快晴」でなければ視界が開けず、絶対にツマラナイ。

ヒロインのマリアになった気分に浸り、360度の眺めを堪能するためには、天気の吟味は不可欠だ!


幸い今日は、頭から湯気が出そうなほどのカンカン照りだった。

この晴天は生かさねばっ!




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↑ シャフベルク登山鉄道の蒸気機関車。


標高1732mまで、我らを運んでくれる。

アプト式鉄道…とやらで、線路と車両の「歯」が噛み合いながら、安全を確保して進む列車だ。


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↑ この歯が重要!



その車窓からの眺めは、奇跡のような美しさだった。


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↑ 眼下に広がり輝くヴォルフガング湖。


しかし、この段階で驚いてはいけない。

山頂からの眺めときたら、こんなものではないのだ!


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↑ 山頂駅。

ここを降りたら、自分の足で、頑張って上を目指す♪


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眼下に点在する湖といい、遠くまで連なる山々といい、足下の草花といい、どこを見ても完璧に美しい。


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↑ まるで「鳥」になったような気分。


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いままでに、いろんな「絶景」と呼ばれる風景を目にしてはきたけれど、過去のそれらを軽く凌駕する迫力!




↑ 360度のパノラマ♪

モンド湖や、マーラーの作曲小屋があるアッター湖、山をはさんでヴォルフガング湖…



ところで…

登山鉄道だけれど…



上りはそこそこ普通に揺れる。

しかし下りは、「揺れる」なんてもんじゃない。

歯車が絡み合う振動が物凄く、ガクンガクンと小刻みに揺さぶられ続けるのだ。


これでは体調の悪い人は確実に酔うと思うし、もしも山頂のカフェでワインやビールを飲み過ぎていたら、吐き気を催すのは簡単なんじゃなかろうか?

あと妊婦さんも乗っちゃダメだと思った。


ジジババ御一行には、たまに眩暈をおこすババ様もいるので、まさか倒れたりしないだろうかと、私は気が気でなかったけれど、幸い何事もなくホッとした。

全員が大満足の超ハイテンションで、下界に戻る♪


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↑ ヴォルフガング湖で最も賑やかな街、ザンクト・ヴォルフガング。


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ザンクト・ヴォルフガングには、オーストリア人の大好きなオペレッタ「白馬亭にて」の舞台である、白馬亭ホテル(WEISSES RÖSSL)がある。


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↑ 白馬亭♪


ここの湖に面したテラス・カフェで一休み。


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ああ…なんて優雅な眺め。

シアワセだなぁ…





明日は雨予報の日曜日なので、おとなしくホテル付近で過ごす予定です。