昨日、お客様とお話していて


「トーションバーを知らないって人がいたよビックリマーク


って事を聞いたので、ブログのネタも無い事ですし書いてみようと思いますアップ


色々な方々が見るブログですので、知っている方々はつまらないブログかも知れませんが、少しお付き合いくださいねドキドキ


そもそも車のサスペンションのバネと言ったら……



ハイエース200系完全マスターブログ  ハイエース200系完全マスターブログ

 
普通は、このような”バネコイル”を一番に思い浮かべますよねはてなマーク


でも、ご存知のようにハイエースのフロントサスペンションには、上の画像のようなバネコイルは使用されてなく”トーションバースプリング”が使用されています!!


物はこんな感じ↓


ハイエース200系完全マスターブログ  ハイエース200系完全マスターブログ

ただの棒ですねガーン


どんな原理でこれがスプリングになっているかと簡単に説明しますと


ハイエース200系完全マスターブログ  

取り出したるは、一枚のぞうきん雑巾


ハイエース200系完全マスターブログ

そのぞうきんを棒状にして絞りますぞうきん


ハイエース200系完全マスターブログ

力いっぱい絞って手を離すと……


ハイエース200系完全マスターブログ

元に戻ろうとしますよねはてなマーク


この絞っている時にも元に戻ろうとする力を利用したサスペンションが”トーションバースプリング”なんですひらめき電球


当然、ぞうきんではなく金属製ですけどねべーっだ!


トーションバースプリングの利点としましては、


通常のバネコイルの場合ですと、車体重量が増えれば増えるほどコイルの大きさも大きくなってしまいます汗


ハイエース200系完全マスターブログ

ちょっと大きすぎますかねあせる


その点トーションバースプリングの場合、支える車体重量が大きくなっても”バネ”自体の重量増加がすくなくすむ利点があります!!


ですから主にトラック・トレーラーなんかに多用されているんですね合格


車以外では、戦車にも使用されているらしく、なんと50t(トン)もある車体重量を支える事ができるんだってさぁアップ


恐るべしトーションバーメラメラ


話を少し戻して、下の図を見てください目

ハイエース200系完全マスターブログ

この画像は、ハイエースの図ではないのでロアアームにトーションバースプリングが接続されていますが、ハイエースの場合はアッパーアーム①に接続されてますビックリマーク


トヨタ・ハイラックスなんかは、図面と同じようにロアアームにトーションバーが接続されていますので、同じトーションバー車でもイジリ方や考え方も少し変わってきたりする事もあります叫び


ハイエース200系完全マスターブログ
ハイラックスなんかは、アッパーアーム・ロアアームのボールジョイントの取付位置をアームの下側から上側に取替できるんですねぇビックリマーク


ハイエースもそんな事ができればねぇアップ


色々とローダウンした時の幅が広がるのになぁ音譜


ハイエースの場合、アッパーマウント側のボールジョイントは一体式だから無理としてロアアーム側は……にひひムフフラブラブ


強度的な問題はありますが、デモカーに試してみようかな音譜部長に怒られるかなべーっだ!


”足廻り”って奥が深いですねぇアップ


意味深な少し難しい内容になってしまったのでまたまた話を戻しましょうガーン


実際のハイエースのトーションバー画像です↓


ハイエース200系完全マスターブログ  ハイエース200系完全マスターブログ


こんな感じに取付されていますよぉアップ


ローダウン・リフトアップは図で書くとこんな感じですレンチ


ハイエース200系完全マスターブログ





知らなくても良いことですが、知っておいても損はしない話なので頭の片隅に置いてやってください合格



                                     名古屋店 かみむら


ペタしてね



にほんブログ村 車ブログへ


人気ブログランキングへ