陸山会 平成16年分収支報告書に借入金4億円書いてあるんですけど・・・。
(2013.2.4追記:当件分析最新記事 http://ameblo.jp/uhauhaoasd1/entry-11402599263.html)
実物コピー撮りました。世の国士のみなさん、ご活用ください!
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ニュース①より抜粋
判決は、元代表が土地購入時に提供した4億円は陸山会への貸し付けにあたると判断。陸山会事務担当の元秘書で衆院議員、石川知裕被告(38)=1審有罪、控訴中=は借り入れを04年分報告書に記載せずに同額の銀行融資を記載し、土地購入についても05年分報告書にずらして記載したと認定した。その動機については「4億円提供が対外的に明らかになって(元代表が)マスコミなどから追及され政治的な不利益(になること)を避けるため」と指摘した。
東京第五検察審査会の強制起訴をした議決書の「【別紙】犯罪事実」より抜粋
「被疑者から合計4億円の借入れをしたのに、平成16年分の収支報告書にこれらを収入として記載せず、」として(強制起訴)議決書に書いてあります。そしてそれを裁判では認定しているのです。
上に揚げました官報を確認ください。平成16年分の収支報告書に、本年収入の内訳「借入金 小澤一郎 400,000,000」と記載されています。
裁判所↓
ニュース②より抜粋
裁判所は、1点目の争点だった「起訴は有効か」について、「手続きが違法で無効とは言えない」として有効だと判断しました。
ニュース①
<虚偽記載事件>小沢一郎元代表に無罪判決…東京地裁
毎日新聞 4月26日(木)10時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120426-00000013-mai-pol
資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の判決で、東京地裁は26日、無罪(求刑・禁錮3年)を言い渡した。大善文男裁判長は、東京第5検察審査会の起訴議決を有効と判断し、元秘書たちが作成した陸山会の政治資金収支報告書が虚偽記載にあたると認定。元代表の一定の関与も認めたが「元代表は違法性の根拠となる具体的事情まで認識していなかった可能性を否定できず共謀を認めて刑事責任を問うことはできない」と結論づけた。
政界実力者が検察審査会の議決で罪に問われた異例の公判。無罪となったことで政界に多大な影響を与えるとともに、検察審制度の在り方を巡る議論にも波及しそうだ。
判決は、元代表が土地購入時に提供した4億円は陸山会への貸し付けにあたると判断。陸山会事務担当の元秘書で衆院議員、石川知裕被告(38)=1審有罪、控訴中=は借り入れを04年分報告書に記載せずに同額の銀行融資を記載し、土地購入についても05年分報告書にずらして記載したと認定した。その動機については「4億円提供が対外的に明らかになって(元代表が)マスコミなどから追及され政治的な不利益(になること)を避けるため」と指摘した。
さらに判決は、土地購入の記載を先送りしたことや4億円を記載しないことについて、「元代表が石川議員から報告を受けるなどし、了承・承知していた」と関与を認定。こうした虚偽内容が含まれる収支報告書についても、元代表が石川議員のほか、後任事務担当だった元秘書の池田光智被告(34)=同=から「改めて報告を受けて認識し、了承していた」と指摘した。だが、共謀の成立に必要な要件である「(虚偽記載をしようという)故意」を欠くと結論づけた。
公判では、東京第5検察審が議決の根拠の一つとした、石川議員の聴取状況をまとめた田代政弘検事(45)作成の捜査報告書に実際にはないやりとりが記載された問題も判明。弁護側は「検察は意図的に検察審に誤った判断をさせており、議決は無効」とも訴えたが、判決は「審査手続きの瑕疵(かし)とは別問題」だと指摘。議決を有効とした。【和田武士、鈴木一生、山本将克】
◇「公正さに敬意」小沢元代表がコメント
民主党の小沢一郎元代表は26日午後、無罪判決についてコメントを発表した。内容は次の通り。
本日の判決は、「虚偽記載について共謀したことは断じてない」というかねてからの私の主張に沿うものである。裁判所の良識と公正さを示していただいたことに敬意を表するとともに、今日までご支援いただいた同志と全国のみなさんに感謝を申し上げたい。
◇小沢元代表の強制起訴内容
小沢元代表は(1)陸山会の会計責任者だった元公設第1秘書の大久保隆規被告や、事務担当の秘書だった衆院議員、石川知裕被告と共謀。04年10月12日ごろ、4億円を陸山会に提供して同会が同29日までに東京都世田谷区の土地の購入費として約3億5200万円を支払うなどしたのに、04年分政治資金収支報告書に記載せず(2)大久保元秘書や、石川議員の後任の秘書だった池田光智被告と共謀し、土地購入を05年1月7日と偽って05年分報告書に記載し--それぞれ各年度末に総務相に提出した。
◇陸山会事件
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」が04年10月、元代表提供の4億円を元に土地を購入しながら同年分の政治資金収支報告書に記載せず、購入の事実だけを翌05年分にずらして記載したとされる政治資金規正法違反(虚偽記載)事件。10年に東京地検特捜部が石川知裕衆院議員ら元秘書3人を逮捕、起訴(1審有罪、控訴中)し、元代表は不起訴とされたが、一般市民で構成する東京第5検察審査会は「起訴すべきだ」と2度議決。検察官役の指定弁護士が11年1月、同法違反で元代表を強制起訴した。
ニュース②
【小沢氏無罪】起訴は有効…判決で3つの争点は
テレビ朝日系(ANN) 4月26日(木)12時54分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120426-00000018-ann-soci
元秘書らと共謀し、政治資金収支報告書にうその記載をしたとして強制起訴された民主党元代表の小沢一郎被告(69)に対して、東京地裁は無罪を言い渡しました。
判決理由の読み上げは現在も続いています。裁判所は、1点目の争点だった「起訴は有効か」について、「手続きが違法で無効とは言えない」として有効だと判断しました。次に「うその記載があったかどうか」については、「被告の政治活動への影響をおもんぱかったことが背景にある」として、元秘書らが故意にうその記載をしたと認定しました。さらに、一番の争点であった「共謀があったか」については、4億円の簿外処理について元秘書から小沢被告が報告を受けていたことは認定しました。この後、裁判所の判断が示されますが、証拠から被告の共謀は認められなかったと判断したとみられます。また、検事が事実と異なる捜査報告書を検察審査会に出していた問題を挙げ、「あってはならないことだ」と厳しく非難しました。そのうえで、「検察庁などで十分調査のうえで対応されることが相当だ」と踏み込んで言及しました。.最終更新:4月26日(木)20時42分