三途の川の手前まで行った話。 | サンチュウ事報(SANCHUSHIHO)

三途の川の手前まで行った話。

 これはつい最近の話です。私の知人が、過労のため倒れ、救急車にて運ばれました。救急車の中ではもう心肺停止状態。ですが、病院にて蘇生しました。本人が後で語ってくれた話を伝えたいと思います。知人は、倒れたことは全く記憶はなく、気付いたら花が背の高さもある花畑に自分がいたそうです。そして、向こうに水が流れている感覚が頭の中にあり、その水が流れている方向に行きたくて、花を掻き分けて掻き分けて進んでいきました。綺麗な青い空だったそうです。そして、水があるところまで(見える)もう少しのところまできました。そしたら、既に亡くなっている祖母が現われたそうです。「そこを渡る船に○○が座る席はないよ。」というようなことを言い、進むことを止めようとしたそうです。それでも、本人はすぐ近くまでに来た水が流れている方に行こうとしました。そしたら、祖母が腕を掴んで違う方へと連れていきました。それで、目が覚め気付いた時は病院から運ばれた後の自宅だったとのことです。熱が40度あったそうです。


その話を聞いて、その水の流れは三途川(さんずのかわ)であることが察せられます。


Wikipedia「地獄 (仏教)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%8D%84_(%E4%BB%8F%E6%95%99)  より抜粋
日本の仏教で信じられている処に拠れば、死後、人間は三途の川を渡り、7日ごとに閻魔をはじめとする十王の7回の裁きを受け、最終的に最も罪の重いものは地獄に落とされる。地獄にはその罪の重さによって服役すべき場所が決まっており、焦熱地獄、極寒地獄、賽の河原、阿鼻地獄、叫喚地獄などがあるという。そして服役期間を終えたものは輪廻転生によって、再びこの世界に生まれ変わるとされる。


私自身霊界に近い種らしくいろいろなことがあるのですが、このように身近であった非常にリアルな臨死体験を聞き、因果応報がちゃんとあり、魂は死ねばそれで終わりではなく、ちゃんと続きがあることを改めて確信するのでした。ここで紹介させていただいたのは、この話が今生を生きる人にためになると思い、書かせていただきました。