マニフェストのコツと外すべきブロック

杉浦優司です。

（2012年10月のコラムを再掲載します）

シータヒーリングのテクニックはマニフェスト（天に対する願望宣言）にとても有効ですが、先日ゲームオブライフを開催している中で、本当に望んでいる事をマニフェストする事を難しくしている要素がある事に気づきました。

　それは、人の思い癖とも言えますが、実は多くの人がその思い癖によって、無意識の内に選択の幅を狭めてしまい、その中で無理やりそれらを実現させようとしてもがいているようです。

　それではどんな思い癖が邪魔をしているのでしょうか？

　では、ここで皆さんに質問です。

「何でもいいので、○○年後叶えていたい事をイメージしてみてください。」

「願った事は全て叶うので、何でも好きに願いをイメージしてください。」

このようなお題が出されたとしたら、どんな夢を思い描くでしょうか？

　この時、多くの方が無意識にするのが、今の現実を前提とした未来のイメージを思い描いてしまう事です。

　それが、本当に楽しくてワクワクするものであれば、それで全然O.K.です。でも、今が楽しく無く、ワクワクもしていないのであれば、そこを前提とした未来のイメージはやはり、心から楽しく、ワクワクしたものとは言い難いものになっているのではないでしょうか？

　そこに、いくらでも物を追加する事はできますが、それでも、根本がワクワクしたものでないのであれば、どこか物足りないものになりがちです。

　だから、真に望む人生のマニフェストをする時は、全てをゼロベースから創り上げるのがポイントとなります。そして、それを選択する時の最大のポイントは、それが叶った時に、ハートでワクワクできる、ハートから嬉しいと感じるマニフェストです。

　例えば、今が病気であっても、その病気を未来に持ち越す必要は無く、また人間関係や経済的に厳しい状態もしかりです。

「お金が問題でなかったら、なにを望みますか？」

「健康・人間関係など、今の問題がなかったらなにを望みますか？」

これがイメージできないとしたら、それが心のブロック。

　そして、そのプロセスを行う事を拒むものが心の内にあるのであれば、それこそが今外すべき心のブロックと言えます。

　それを、別の角度から見るのであれば、真に望む未来のマニフェストをする事は、人生の棚卸をする事とも言えます。

　それは、決して簡単な事で無い事は分かっています。だからこそ、そこに目をつむるのであれば、決して叶わない願望実現、もしくは叶っても嬉しくない願望実現になってしまいます。

　そして、その人生の棚卸というプロセスを通じて、自然と魂レベルで望んでいる人生に導かれていきます。（すなわち、ディバインタイミングに沿って生きる道が開かれていきます。）

　シータヒーリングの素晴らしい点の一つは、これらの心のブロックを速やかに解放できる点にあります。

　そして、適切な方向性を持ちながら真摯にクリアリングに取り組む事で、魂レベルで決めてきたディバインタイミングと呼ばれるワクワクの人生に自然と導かれていくようにデザインされています。

以上です。

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