自分の存在を認めて欲しい
あなたはその欲を叶えられる。
こんにちは。
「うえぼ」こと、上原達也です。
上で
「その欲は叶えられる」
と言いましたが、
このままでは
誤解を生んでしまいそうです。
正確に言うと、
①相手の承認欲求を叶えてあげて
②自分の承認欲求を叶えてもらう
という順番を
踏まなければなりません。
理由は2つ。
1.あなたがコントロールできるのは
あなた自身だけである。
2.人は自分の欲求が満たされて
はじめて他人の事を考えられる。
ということは、
あなたは自分の欲を一度わきにおいて、
先に相手に
「私はあなたに認められている」
と思わせる必要がありますよね。
「あなたは私にとって重要な存在。
あなたに興味があって
あなたの事をもっと知りたい。」
と伝えてあげる。
つまり
『重要感を与える』
ことが大切です。
実はここ3回の記事も
すべてこの考えで書いていました。
>>その人だけの名前を呼んであげる
>>初対面で名前を憶える
>>真剣に相手の話を聞いてあげる
この考え方は
「否定しがちになる」
相手を叱る時にも使えます。
実はこんな逸話があります。
あなたは
現パナソニックを築き上げた
松下幸之助をご存知ですか?
彼は人を叱る時
こう言ったそうです。
『君ほどの人が!』
君ほどのすばらしい人
君ほどの能力のある人
がなんだ、この失敗は、
という言い方です。
あなたが失敗して叱られたら、
どう感じるでしょうか?
これほどまで、
あなたの存在に重要感を持たせ
あなたの人格を完全肯定された
叱り方をされたら。
たとえば、
あなたがイライラしていて
友人に八つ当たりをしてしまった。
「お前みたいな人が
イライラするなんて…
なんか大変なことでもあった?」
その時こう返されたら、
「何してるんだろ、自分」
「こいつは悪くないのに」
「そもそも何で怒ってるんだろ」
って思いませんか?
このように、どんなに
感情的になっている人にも
『重要感を与える』
ことができれば、
一瞬で良好な関係に戻すことが
できます。
それだけスゴい力のある
考え方なんですね。
他にも
色んな場面で考えられます。
忙しいはずなのに
メール、LINEで
すぐに返事が返ってくる。
以前ボソッと言った
好きなお菓子を
会うときに買ってきてくれる。
興味ないって言ってたのに
自分が薦めた音楽、本を試して
感想を教えてくれる。
「あなたは私にとって重要な存在。
あなたに興味があって
あなたの事をもっと知りたい。」
どれもその気持ちが
強く伝わってきますよね?
それが
『重要感を与える』
ということです。
あなたも次関わる人に
重要感を与えてみてください。
僕が上で挙げたようなことを
常に心がけてみてください。
いつもより
話がスムーズに進むと思います。
相手に重要感を与えるのに
他にどんな言葉や行動があるか
考えてみましょう。
この記事を読み終えた後
5分間だけでいいです。
「お前がそんな失敗するなんて」
「ここだけの話ね」
「どうしてもあなたがいいの」
「君と話してると時間も忘れる」
こういった言葉が
すぐ出てくるようになれば、
あなたはもう「人たらし」です。
その練習を今やるのです。
いつも読んでくださり
ありがとうございます。
「あなたが読んでくれるから
僕はこのブログを続けられます。」
うえぼ。