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  • 20 Jan
    • 黒船の到来3

      竜馬が神奈川村まできたときである。 この付近に駐留している藤堂藩の藩兵に誰何された。 「ご藩名とお名前を申されよ」 竜馬は黙った。 土佐藩の名前は出せなかった。 出したところで差し止められるにきまっている。 (力づくで押しとおってしまえ) 人数は4人である。   このとき竜馬が小腰のひとつもかがめて「お役目ご苦労に存ずる。 みどもは土佐守家来坂本竜馬と申すもの、 浦賀なる井伊様お陣屋へ藩用にてまかり越します。 お通しくだされ」 と虚実をまじえてうまくいいたてれば事もなかったかもしれない。 ところが、「藩は。名は。。。。。」 とたたみこまれて むっと黙ってしまった。 抜け駆けだから正直に藩命をだすわけにはいかないのである。 その様子を見て相手の藤堂兵はこの男怪しい。 とみたのだろう。 ぐっと棒を竜馬の胸元につきだしてきた。 (無礼な) むらむらときなくさい血がこみ上げてきた。 だいだい相手の「藤堂」という藩名が良くなかった。 土佐には関ヶ原の無念ばなし。 というのがある。 竜馬ら土佐郷士はこどものころからそういう話を子守唄代わりに聞かされてきた。  関ヶ原で負けたために旧主長曾我部家は没落し、 家来も貧の底に落ちたのだが かといって勝利側である徳川家や藩主山内家に対して露骨に恨むわけにはいかない。 自然恨みは豊臣恩顧の大名尾の癖に秀吉井の死後家康に通じ、 徳川家のために裏面工作をした藤堂家に集まる。 藤堂家の家祖高虎は土佐では大悪人になっていた。    引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 19 Jan
    • 黒船の到来3

      「竜馬は船きちがいなのさ。船のことになると前後左右の見境もなくなるほどのきちがいなのだ。 むろん当人は本気で黒船を生け捕りにするつもりらしいが、できませんよ」 「できたらどうします」 「できません。第一黒船のいる浦賀まで行く間に諸藩の陣所がある。 公儀では不穏の行動を厳しくいましめているし、我々は途中で捕まってしまう」 「しかし」 重太郎はあたりを見渡してあわてて、 「かんじんの竜さんがいませんな。さな子、前へかけていって探してみろ」 竜馬はその頃既に半町ばかり先を歩いていた。 むろん黒船を手取りにできるとは本気で考えていない。 そんなことよりも一目でも黒船を見たいのだ。 後年海援隊長として私設艦隊をひきいて幕末の風雲に望んだ竜馬は 船のことになるとまるで少年のように夢中になってしまう。  (あわよくば、泳ぎわたってひっとらえてやるさ) そう思っていた。 背後で足音がした。  「坂本様、しばらく」 ふりむくと千葉家の定紋入りの堤灯をもったさな子だった。  武市半平太が品川の藩邸に戻ろうとしていることを告げると 竜馬は別に驚きもせず、 「かまわない。あなたも重太郎さんも藩邸で待っていなさい。わしはひとりでゆく」 「おひとりで黒船を捕まえるつもりですか」 「ああ」 「それならさな子も連れて行っていただきます」 「こまったな」 竜馬はちょっと思案して 「本音を吐きますとな、黒船をつかまえにゆくといったのは、 あれは景気づけの法螺ですよ。 わたしは日本中が怖がっている黒船というのがどんなものなのか、 見物に行くだけのことです」 「それだけで?」 さな子は驚いた。 「坂本さまはただの見物をするだけで切腹をおかけになるのでございますか」 「あたりまえです。わしは船が好きだからすきなものをみにゆくのに命をかけても良い」 「ではさな子も見に行きます」 「ほほう、さな子殿も船が好きだったのか」 「別に好きではございません」 「ならばさっさと品川に戻りなさい」 「でもさな子は船が好きでなくても」 とつばをそっとのんで 「さな子は坂本さまが好きでございますから浦賀まで参ります」 とまでいってからさな子ははっと伏し目になった。  いくら暗くて顔が見えないと言っても武家の娘としていうべきことばではない。 「さな子どの」 竜馬が言った。 (え?) 眼を挙げたとき竜馬の眼とあった。 竜馬はきな臭い顔をしている。 ところがさな子があっという間に 堤灯をとりあげてしまった。 「なにをなさいます」 「拝借してゆく。わしは走るよ。堤灯がなければ後をおえまい。 月があるからそろそろと品川まで帰りなさい。」 「あ、あの。。。。」 声を上げようとしたときは既に竜馬の持つ堤灯の灯は街道のむこうに小さくなっていった。     引用著書「竜馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 18 Jan
    • 黒船の到来2

      その夕刻、竜馬に面会を買うているものがあるというので門まで出てみると、 なんと、千葉重太郎と妹のさな子だった。 ふたりとも撃剣の胴をつけさな子のごときは高島田に白鉢巻を巻いて、 ちょうど兄妹のかたきうち姿といった様子で立っている。 「どうしたんです」 「藩邸のお人数に加えてください」 竜馬はもとより、後年、性沈毅と言われた武市半平太も若かった。 その夜、千葉重太郎とさな子を連れ、 夜陰にまぎれて4人で品川の藩邸を抜け出したのである。 見つかれば軽くて切腹、重くて打ち首だろう。  目指す相手は浦賀の沖に浮かぶ米国艦隊であった。 「なあに、造作はなかろう、一隻一人ずつだ。」  竜馬は池の鯉でもつかみ取りにするような事を言った。 剣客の子の重太郎は単純だから、 すっかり感心して 「竜さんは豪傑だなぁ」 といった。 しかし半平太はそうはいかない。 半里ばかり歩いてから半平太はくすくす笑い出した。 立ち止まって、 「どうも、俺としたことが竜さんに引っかかったようだ。竜馬は人が悪いよ」 と数歩前をゆく竜馬の方をあごでしゃくった。 「どうしてです」 重太郎も立ち止った。 「あの人は妙なところがあってね、いつも無口で口下手なのに、 何かしゃべりだすと用心せねばふわっとのせられてしまうところがある。 もってうまれた術のようなものだ。年がしらの私までが黒船を4人で手づかみするつもりになってしまったが 今竜馬の術から覚めた。品川へ戻ろう。 夜が明けぬうちに戻らねば切腹になる。」   「切腹が怖いのですか」 重太郎はむきになった。 「こわい。命は一つきりしかないんだからむやみと腹は切れない」 「いったい、竜さんは我々をどうひっかけたというのです」 「あのひとはね」 と半平太はもう品川に向かって戻り足になっていた。    引用著書「竜馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 17 Jan
    • 黒船の到来

      黒船がきた。 異国船騒ぎはここ5,60年来何度かあるが こんどのように軍籍が四隻もやってきたのは初めてである。 しかも上記の窯を装備して自力で推進できるし、船腹は鉄板で包み、 砲はそれぞれ20門も積んでいる。 海岸の諸藩の警備隊などはコッパ微塵に砕かれるだろう。 「ぺりーという対象はずいぶん悪たれ男で浦賀の奉公をおどしあげているそうだ。 幕府の役人どもは震えあがっているらしい。: と、武市は言った。 聞くものは幕府のふがいなさに 「大公儀は腰が抜けたか」 歯がみした。 「黒船の異国人をのこらずたたきってやればよい」 と叫ぶものもあった。 幕末の天地を風雲に包んだ攘夷論はこのときに始まっていると言っても良い。  「武市さんはどうおもう?」 竜馬がきくと、武市半平太はのちに土佐勤王党の首領になった男だけに、 黒船が要求している開港には大反対だった。 「小舟で敵艦にこぎよせ のこらず切り伏せる以外に方法はない。 竜さんもそうはおもわないか?」 「おもう」 「しかし、竜馬は急に無邪気に顔を崩して、 「その前に黒船というやつに乗って動かしてみたい。 ぺりーというアメリカの豪傑がうらやましいよ。たった4隻の軍艦を率いて 日本中をふるえあがらあせているんだからなぁ」 といった。 「船が好きか」 「大好きだ。武市さん、相談だが、こっそり藩邸を抜け出て黒船に忍び込んでみる気はないか」 「切腹ものだぞ。それに黒船に忍び込んでからどうする?」 「あんたの軍略通りにやるさ。 船頭イカを切り殺して他の船に大砲をぶっ放して沈めてしまう  竜馬はやる気でいる。       引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 16 Jan
    • さなこと竜馬の勝負3

      竹刀を落された時の常法だとはいえ、 竜馬を組み伏せられると思っているのだろうか。 竜馬はさな子の同下を掴んで前に浮かせると同時に、 深く腰を入れて力任せに道場に叩きつけた。  「どうだ」 「まだまだ」 さな子は倒れたまま言った。  「竹刀を捨てなさい」 「いやです」 よほど悔しいのだろう。 さらに組みついてきた。  竜馬は足払いをかけた。 さな子は倒れたがまだ屈せずに飛び起きた。 面を脱がされるまでは負けではないというつもりらしい。 三度目に組み付いてきた時、竜馬は病むおえなくさな子をねじ伏せて、  首をねじ切るようにしてすぽりと面を脱がした。 「くやしい」 顔を真っ赤に上気させながらキラキラ光る眼で竜馬を睨み据えている。 「あなたの負けだ」 竜馬は宣告した。  「もう一度お願いします」 「いやだ」 「なぜです」 「女はみょうな感じだから困る」 さな子をねじ伏せたときの変に柔らかい感触が両腕に残っている。 それがよみがえってくると赤くなるほど恥ずかしくなり、竜馬はそそくさと防具を脱ぎ始めた。     引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 15 Jan
    • さなこと竜馬の勝負2

      竜馬は竹刀を中段に取った。さな子は飛騨在りこぶしをミゾオチの前に浮かし、竹刀をわずかに後ろへ傾けて右肩に軽く惹きつけ、左足を前に踏み出した。この構えを八相という。攻撃には有利ではないが、敵の動きをみるには至極よい。初めて立ち会う相手にさな子は女らしく慎重な態度をとってみせたのだろう。竜馬は内心(やっぱりできるなぁ)と感心した。小柄なさな子のか前にはけほどのすきもない。さな子の方も面鉄の奥で光っている相手の眼を見ていつもとは全く違う竜馬を発見した思いだった。(怖い目)思った瞬間さな子のすきを見たのか猛然と竜馬の竹刀が面上に落下した。数合バンバンと打ち合って、再びそうほうとびさがって六尺の間合いを取った。さな子は息も乱れない。(なるほど、乙女姉さんよりはるかに強い)小柄なさな子がうちあうたびにだんだん大きく見えてくるのである。最後にさな子は「やああああ」と透き通るような掛け声をかけ、竜馬を抑え、二歩進んだ。竜馬は素早くさな子の竹刀を叩き落とした。)しまった)とおもったのは竜馬の方であった。安堵した途端、素手のさな子が飛び込んできて腰に組み付かれてしまっていた。(女だてらに何という娘だ)   引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 14 Jan
    • さな子と竜馬の勝負

      前将軍の命日の日は道場は休む習慣になっている。 その日、父の貞吉は所用があって留守であった。 兄の重太郎も朝からでていない。 さな子は留守居した。 ところが二との毛のないはずの道場の徒ががらりとあく音がした。 さな子が驚いて縁側へ出てみると竜馬であった。 道場へ入ろうとしている。 「坂本様」 おもわず大声で呼んで 「なにか御用でございますか?」 「御用?」 竜馬は怪訝な顔をした。 「稽古に来たんです」 「あのせっかくでございますけど、今日は御命日で道場はお休みでございます。父も兄も他行しております。」 「なるほど。しかしせっかく参ったのですから道場を拝借して一刻ばかり素振りデモしてかえりますが、よろしいでしょうな」 「あの、それならばさな子がお相手申し上げてよろしゅうございましょうかしら」 思い切ってそう聞いてみた。「ああ、防具をつけてきなさい」 かえってどぎまぎしたのはさな子の方である。 父や兄に隠れて竜馬と稽古試合をするだけのことに なにか秘密事でもするようなときめきを覚えるのはどうしてだろう。  さなこは着替えるために障子を閉めた。経ったまま、しごきを解いた。 解く指が震えている。 やがておびがとけた。 ふるえはとまらない。       引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 12 Jan
    • さな子と竜馬

      さな子は始めは竜馬を (なんという男だろう)と戸惑う思いがした。 さな子が初めて竜馬を見たときは 彼が道場に挨拶に来た時だったと記憶している。 さなこは障子の隙間から見て (まあ) 吐息を飲んだ。 よほどのおしゃれらしく大旗本の御曹司のような服装をしている。 (いやなやつ) ところが髪を見ると油っ毛がなくまげがゆるみまったくの蓬髪だった。 (やっぱり田舎もんなんだわ) そのあと父に呼ばれ重太郎と同席して竜馬に引き合わされた。 「これは娘のさな子じゃ。剣を少々学ばせてある。女ではあるが、道場では男のつもりであしらってもらいたい」 と竜馬に言ってから 「さな子、ごあいさつしなさい」 「あの坂本さま」「なんです」「えどではむずらしいおはかまと存じます。お国もとではやっているのでございましょうか」 「え、これですか」 「いかん、墨がいっぱいついちょるわい」 わけをきいて一同大爆笑した。 竜馬の弁解ではゆうべは手紙を書きすぎたらしい。 父の八平、兄の権平、姉の乙女、乳母のおやべにまで一人ずつ。 「袴もたまるか。とうとう墨の花飾りになってしもうた」のであろう まったく変な男だ、とさな子は思った。それっきりさな子と竜馬は口をきいた事がない。 ところが毎日竜馬の姿を見ないことはない。 声も毎日聞く。といっても気合いである。 (兄上様はなぜ坂本様に限ってわたしとたちあわせようとなさらぬのかしら) (いつか坂本様とたちあってみせる)さな子は機会を待った。機会は偶然やってきた。  引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎 

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  • 11 Jan
    • さなことの出会い

      江戸の月日は早い。りょうまのひと月はまたたくまに経ってしまった。 小千葉での竜馬の剣の技術は更に上達し、 若先生の千葉重太郎の他に誰も及ぶものがなくなり、 おそらく半年もたてば皆伝を与えられ塾頭に挙げられるのではないかといううわささえ出るようになった。 小千葉家にさな子という娘がいる。 貞吉の長女で重太郎には2つ違いの妹であり、 幼少のころから貞吉が剣を仕込み伝書こそあたえられなかったが 免許皆伝のうでがある、といわれた。 色が浅黒く、一重の眼が大きく、身体が小ぶりで表情が機敏に動く娘だった。 いかにもこういう娘は江戸にしかいない。 さな子は逆胴の名手だった。 毎日道場に出ている。ムラサキが好きらしく、防具のひもは全て紫を持っていたがその姿が少年のようにかわいい。 さな子は門人のたれかれなしには稽古をしなかった。 いちいち兄の重太郎が指名をするのである 「権藤さんさな子の相手になってやってくれないか」 そういう調子で相手に頼む。 女だからさな子の方はあくまでも控えめにさせている。 そのくせ相手が「はっ」とたちあうと、殆どが負ける。 しかし重太郎は相手の屈辱を考えてやって、決してさな子を手放しでほめない。 「あれは撃ちが浅いよ。真剣なら権藤さん、あんたは大丈夫だ。 半死半生ながら両断されずに生きている」 「ははあ」どちらにもたっぷり皮肉を聞かせているくせに、 どちらにも傷のつかないような講評をするのが重太郎はうまかった。 「どういうわけだろう」 うわさにも近頃、定説ができて、 「どうやら千葉家では坂本竜馬をさな子殿の婿にしようと考えているのではないか」  じつはさな子は竜馬にひそかに好意を持っていた。 若者の出入りの多い剣客の家に生まれた彼女は 他の武家娘よりもはるかに多くの若者を知っていたが、 しかし、竜馬のような型の若者は全く見た事がない。   引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎 

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  • 10 Jan
    • 靖国神社参拝から 1月

       1月4日 お世話になっている皆さんと恒例の靖国参拝です。 毎年この4日に集まり、今の平和な日本の環境に感謝して次の世代には、何を残せるのか?一人でも多くの方に、今のこの国も恩恵とあり方を感じて今年も全力で生きましょう。ということを誓う。 みんなとの新しい誓いも立てて一人ひとりがまっすぐに生きる。そういう 心持で 今の時代に何ができるのか?自分ができることをひたすら掘り下げていく。 人を使うのではなく。人に使われる事に感謝する。 そういう生き方ができたら最高に幸せである。 2017年 今年は 益々 自分と向きあい。掘り下げていきたい。  マナビバ 植木秀憲

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    • 坂本竜馬と半平太

      この布団蒸し事件の後、 土佐藩邸で竜馬の人気がにわかに上がった。   「こんど国もとから出てきた坂本竜馬というのは無愛想な男だが、軍略を心得ちょる」 という評判が立った。 竜馬が門番小屋に裸で乗り込んできて若侍たちの胆を奪ったのもそれだが、 それもただの裸ではなく、全身に油を塗り込んであったというのだ。 「じゃもんでつかみかかろうにも竜馬はぬるぬる滑って掴めんじゃった」   それよりもかれらを驚倒させたのは、 暗闇の中でのちに土佐の吉田松陰と言われた武市半平太をねじふせ、 自分の身代わりに布団蒸しにしていしまったことである。 軽格の若侍にとっては 自分たちが神様扱いしている武市半平太の権威を竜馬がまるでみとめていないことに 腰が抜けるほど驚いたのである。 はじめは一同それが不愉快で布団蒸しにしようとしたのだが、 逆に半平太が蒸されてしまい、暗闇で気づかなかったとはいえ、その神様を自分らがよってたかって踏んだり蹴ったりしてしまった。 「あれで起こらんかった武市さんもえらいが、竜馬は面白い奴じゃ」 なにがおもしろいのかはわからないが若者というのは いつの世でも竜馬のようなからりと乾いた若者を仲間の中心に迎えたがるものである。 りくつよりも気分なのだ。 土佐24万石の若い軽格武士たちがのちに天下の風と雲の中に乗り出してゆくとき、竜馬と半平太を両翼の首領にしたのはこの時に始まると言っていい。 「武市先生、なぜ竜馬の非礼をお咎めにならなかったのです」 豊臣秀吉も徳川家康もだまっていてもどこか愛嬌のある男だった。 明智光秀は二人よりも優れていたかもしれないが、 人にしたいよられる愛嬌がなかったために天下をとれなかった。 英雄とはそうしたものだ。 例え悪事を働いてもそれが却って愛嬌に受け取られ まずまず人気の男が英雄というものだ。りょうまにはそういうところがある。 ああいう男と喧嘩するのはする方がバカだし、やり損だ。 「竜馬は英雄ですか」 「においはあるな」       引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 09 Jan
    • 武市半平太と竜馬

      半平太は竜馬を布団蒸しにしようとしている軽格衆をとめた。 「よせ」 「許しません。既にこれへ呼び出してありますからおっつけ参りましょう」 そのとき障子に大きな影が映った。 仲間の一人が障子を開けてみると、竜馬がのっそり立っていた。  一同度肝を抜かれたのはその姿だった。 ふんどし一本の素裸で右手に太刀を掴んでいる。 「なんじゃ坂本。そのかっこうは。人を馬鹿にしているのか」 「おれはバカじゃけんのう。べこのかあがべこのかあどもを退治するのはこのかっこうが一番ええ」 「ちぇ、このべこのかあめ」 狭い部屋に土佐言葉の罵声が氾濫したかと思うと、 なかまのひとりが行燈を消した。 まっくらである。 「かかれ」わっと竜馬に飛びかかった。土佐侍は古来より剣術よりも相撲を愛するかたむきがあったから、どの男もめっぽう強い。 行燈がへし折られ、障子が倒れ、大騒ぎになった。 大人数を相手にするときは、組みついて自滅する。 竜馬はもっぱら睾丸をけることにした。このため悶絶する者も出た。 どのものもさわいでるうちに闇の中でへとへとになった。 そのころになってやっと声が上がった。 「竜馬を伏せたぞ」 布団で蒸して皆で乗りかかった。 行ができず、死ぬような苦しみになる。 「もうよかろう、あかりをつけろ」 明かりをつけてみると布団蒸しにされていたのは竜馬ではなく半平太だった。 「御一同ひかえなさい」 不機嫌な声で半平太はどなった。  竜馬はこそこそ部屋を出ていった。     引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎 

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  • 08 Jan
    • 武市半平太の存在

      その夜細雨が降った。武市半平太はぬれねずみになってアサリ海岸の桃井道場から藩邸に戻ってみると 門番の部屋に若侍10人ばかりまち構えていた。 どれもこれも軽格のものばかりである。 この者たちは武市の事を 「先生」とよぶ。 武市自身は同格のものからこういう呼ばれかたをすることをひどく嫌っていたが、 連中にとってはそうとしか呼びようがないらしい。 武市は江戸、国もとの軽格のものからまるで神様のようにあがめられている。 「なんじゃ大勢で」 澄んだ目で見まわした。一人が、 「左様、きょうのひる、先生のお長屋に国もとから坂本竜馬という若造が到着しました」 「ああ、竜馬が来たか」 半平太はそのことについて竜馬の兄からも手紙をもらっていた。 「竜馬とはどういう男でございます」 「目方が19貫もあるそうだ。坂本権平どのの手紙ではそれだけしか書いていない。」 「あれはあほでございますな。先生の事を顎じゃとかさかなのえらじゃとかいうちょりました。」 半平太は苦笑したが、軽格衆は笑わず  「じゃによって、天誅を加えます」 「。。。。。。。。。。。。。」 半平太はやっと気付いた。 部屋の隅にふとんが積み重ねられてあるのは新入りの竜馬を布団蒸しにするつもりらしい。  引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎 

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  • 07 Jan
    • 千葉道場

      竜馬は江戸に戻ると、父に教えられた通り、まっすぐ内桜田の鍛冶橋御門へゆき、 橋を西へ渡って土佐藩下屋敷で草鞋を脱いだ。 判定では、国もとからの通牒でよく心得ていて 竜馬が江戸滞在中に泊まるべきお長屋に案内してくれた。 部屋は三間である。 相住いのものが一人いる、と案内の家士はいった。 しかしそのものはあいにく浅利海岸の桃井道場に出向いて不在であるという。 「相住いはどなたです」 「国もとの衆ですよ。坂本どのには、よく御存じのはずです」 「どうやら剣客でもあります。鏡心明智流では江戸で3本の指に入るという達人です。」 「ほう。年は?」 「坂本さんより6つ年上の25歳」 「郷士さんですな?」 「いや、ちがった。白札です」 白札は土佐藩独自の階級で準上士というべき身分である。 郷士の上に位し、 旅に出るときは上士と同様槍を持たせてゆくことができるが、 上士でない証拠に上士からは呼び捨てにされてもやむおえない。 また郷士ならば晴天の日に日傘をさすことは出来ないが、 白札は上士同様さすことができる。 しかし、上士と違う点は、 日傘は当主だけで、家族はさしてはならないことになっていた。 「わかった。」竜馬は苦い顔でうなずき、 「その仁は色が白く、鰓が張っていますな。」(やはり武市半平太じゃな) 竜馬は憂鬱になった。 正直なところ武市半平太と相住いではやりきれないと思った。      引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎 

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  • 06 Jan
    • 藤兵衛が子分に

      藤兵衛は 「むかしは、世間で大仕事をするほどの人は、手下に泥棒の1人は必ず飼っていたもんだ。 諸国の様子が人よりも早くわかるし、世間の裏も見えてくる。 大昔の天子さまで天武天皇というお方はタコヤという泥棒をかっていたし、 源九郎義経さまの手下には伊勢三郎義盛という鈴鹿の山賊がいたし、 秀吉には小六という泥棒がいた。 もっとも小六さんの御子孫は いまでは阿波徳島二十五万七千石の大大名におなりだが。 「ふん」 鼻で笑ってるが、竜馬は胸中 (そうかもしれんな)と考えていた。 竜馬は少年のころ私塾に通わず、学問は姉の乙女に習ったきりだから 頭の中には頑固な先入主というものがなかった。 自然、盗賊の抗議でも面白おかしく頭の中に入ってくるのである。 竜馬はのちに海援隊という名で私設艦隊をおこし、 天下の風雲の中で勢力を持つにいたるのだが、そのころ隊員たちにつぎのような 「英雄の道」を説いたのは潮見坂での藤兵衛の講義が記憶の底にあったからに違いない。   引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎 

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  • 05 Jan
    • 泥棒藤兵衛との会話

      藤兵衛は歩きながら 「新居でいよいよでお別れでございます」「関所があるからかえ?」 「いいえ、左様なものは痛くもかゆくも御座いませんが、 関所を2人連れで通ると、どっかでどじをふんでつかまったとき旦那に傷がつく」 「可愛い事を言う奴だ」 「あっしを可愛いと思うなら、旦那に頼みがあるんです。きいてくださいますか」 「どういうことだ」 「旦那の子分にしてもれえてえんだ」 「ははは、泥棒の親分かえ、おれが?」 竜馬は驚いた。  「ねえ、子分にしてくださいよ」「。。。。。。。」「おいやでござんすか、旦那。すきだから仕方ねえんだな、旦那が」 「人を馬鹿にするな」 「旦那、ぜいたくをいうもんじゃねえ。藤兵衛はこうっみえてもわざでは日本一の泥棒だぜ。  その日本一がわざわざ膝を曲げて子分にしておくんなせえと頼んでるんです。」 「馬鹿をたぎっちょる」 藤兵衛は土佐言葉がわからないからおおまじめで、 「旦那、きっとおとくですぜ」と藤兵衛が言った。    引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎 

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  • 04 Jan
    • 泥棒、藤兵衛との出会い

      竜馬は以蔵と別れて船場に戻った後、 ある男に出会った。 「どこかね、ここは」 男は黙っている。 「あんたは耳がないのかね。」 竜馬は人懐っこく笑って見せた。 「ここはどこか、ときいている」 「坂本の旦那、でしたね」 「。。。。。。。。。。。」 今度は竜馬が黙る番だった。  なぜ、名前を知っているのか。  「なぜ、俺の名前を知っている」 旅に出てから龍馬ははじめて油断ならない人物に出会ったような気がした。 「知るも、しらねぇも旦那自身がおっしゃったはずじゃござんせんか」 「どこで俺は申したかな」 「大阪の高麗橋のたもとで」  竜馬は遠い目をした。辻斬りの岡田以蔵との一件を、この男は見ていたのか。 「いったいおまんは何もんじゃ」 「あっしですかね。おぼえといておくんなさい。籐兵衛とともうしやす。」 「妙な名だな。家業は何している」 「泥棒」 闇の中で藤兵衛は低く笑い、 「でござんすがね。けちな賊じゃねえつもりだ。若い頃から諸国の仲間では少し知られた男のつもりでいる」  「おどろいたな。泥棒か」 「だ、旦那、お声がたかい」 「あ、そうだった」  と竜馬は声を低め、 「しかし驚いたぞ。俺は田舎者だからついぞ知らなんだが、 世間の泥棒というのは御前のように稼業と名前をふれあるいて行くものか」 「冗談じゃねぇ、物売りじゃあるまいし、どこの世界に泥棒のくせして自分の稼業と名を触れ歩くバカがいるものですかい。 あっしは旦那が気に入ったんだよ。ちょっと打ち解けてみる気になったんだ。」 そして藤兵衛がいうには 以蔵の話は父親が亡くなったというのは嘘じゃないが、お金が無くなり辻斬りというのは下手な嘘だという。 どうやら丁字風呂にいってそこにいる女たちと遊びたいからだということだった。 「ほんとうか」 「うそじゃねえ」 「以蔵め、そいつは面白かったろうな」 以蔵の身になって笑い出した。 竜馬は生まれつきの明るい話が好きな男だから、足が累増の陰気な話がやりきれなかったのだが、いまの藤兵衛の話で救われたような気がした。妙な性分である、 腹が立つよりも自分までが風呂酒を飲んで陽気に騒いでいるような気分になってくる。

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  • 03 Jan
    • 岡田以蔵との出会い3

      以蔵から話を聞いたところ、 江戸へ出ていたが国元で老父が死んだために組頭の行為で外してもらい一人で土佐へ戻る途中であったという。 そして途中でお金が無くなり物乞いをしながら大阪まで来たという。 「それで辻斬りをしようとしたのか。何人斬った」 「めっそうな1人も斬りませぬ」 「おれが初物だったか」 「申し訳ござりませぬ」 竜馬は胴巻きを解いて畳の上に金銀を盛り上げ、 「ぜんぶで50両はある。俺は幸い、金に不自由のない家に育った。 これは天の運だ。天運は人に返さなければならぬという。 おれのほうはあとで国もとに頼みさえすればいくらなりとも送ってくれる。 このうち半分を持ってゆけ」  「あ、それは」 「なりませぬ」 「葬式の後、なにかと物入りがかさんでるはずだ。持って行け。 受け取らぬと辻斬りの一軒を皆に言いふらす。岡田以蔵は大坂高麗橋で辻斬りを働いた。 されば軽くて追放、重ければ死罪」 「お待ちくだされ、この金子、ありがたく頂戴つかまつりまする。 御恩は生々世々、忘れません。」「以蔵さん」 竜馬は嫌な顔をした。 「分かってくれたのはありがたい。 しかしたかだか金くらいで武士が頭を下げるなどは薄みっともないことだし、 礼を言われているおれのほうも恩を売っているようで良い図ではない。 互いにこの場の茶番にして忘れてしまおう」 竜馬は逃げるように船場を出た。(いい気なものだな) あれではまるで恵んでやったようなものではないか。 こちらがああいう与え方をすれば、 以蔵が不快なのではなく、ああいう与え方をすれば 以蔵でなくても当然犬が食物を恵まれたような態度をとるしかない。 (金とは難しいものだ)  正直なところうまれてこのかた金に不自由したことのない竜馬にとって これは強烈な経験だった。 あれだけの金で大の男が犬のようにへいつくばるとは、はじめの考えもいなかった。 (旅は世の中を教えてくれる、と兄はいったがこれも修行のひとつかな)        引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 02 Jan
    • 足軽の岡田以蔵との出会い2

      岡田以蔵と気が付いた竜馬はなぜこのような辻斬りなんかをしようとしたのかを尋ねた。事情を聞くために船場の酒場で酒を注文した。 正座をせずに足を崩して座っている竜馬は以蔵に「以蔵さん辛抱してくれよ。わたしは子供のころから正座が窮屈ですわれん。」 「承知しております」 「ほう?」 「御うわさは聞いておりましたから」 「なんだ、坂本のはなたれの悪評が北新町まで聞こえていたのか」 竜馬は相手の気持ちをほぐしてやる為にわざとおどろいてみせた。 以蔵はうつむき、そのくせ用心深く上目で竜馬を見ている岡田の家は七代続いた足軽で、以蔵にはしみついた卑屈さがあった。 酒が運ばれてくると竜馬は徳利を逆さにして二つの湯飲みにどぶどぶそそぎわけ、その一つを「ほら」と差し出した。 以蔵は恐縮して額越しに両手で受けた。 本来なら竜馬と同席できない身分の男である。 「おそれいります」 「以蔵さん、そいつはやめよう。ここは国じゃない。もそっと膝を寄せてくれ。 分際身分などは抜きにして本町筋のはなたれと北新町の人殺しでいこうじゃないか。」 「人殺しはひどい」「ちゃ、ちゃ」 竜馬は土佐言葉で呆れてみせ、 「げんに高麗橋で俺が殺されかけちょる」 「あれは」 以蔵は泣き出しそうな顔をした。  「人違いでした。 坂本さんと分かっておれば切りかけせんじゃった。金を無心しちょります」  「おどろいたな。浪速の船場で辻斬りをするつもりだったのか。 あの川の向こうにどういう役所があるかおまんはしっちょったか」 「西町の奉公所です」 竜馬は男の中でも一番手に負えないのはこういう男だったと思った。 切羽詰まると何をしでかすかわからない。  引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎

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  • 01 Jan
    • 足軽の岡田以蔵との出会い

      竜馬は船宿に行くために高麗橋を渡ろうとしていた。 暗い。明かりを持たない竜馬は橋の欄干に身を摺り寄せるようにしてそろそろと歩いた。 そのとき不意に背後から 「おい」と声を殺して呼びかけた者がある。 あっ、と竜馬は前へ跳んだ。はかまのすそが切り裂かれたのが足の感触でわかった。 竜馬は相手の影をすかしてからキラリと剣を抜いた。 影は橋板の上にいた。 仕掛けるつもりはなかったが相手が動けば踏み込んで両断するつもりでいた。(何者だろう、辻斬りかな) 声をかけるわけにはいかなかった。 声を目当てに相手のニノ太刀がが襲うにきまっている。 だんだん竜馬は自分が演じているしぐさがひどくばかばかしくなって、 「おい」と相手に微笑みを含んだ声をかけた。 「人違いのようだぜ。」 所が開いてはこえをめあてにいきなり上段から真向に振り下ろしてきた。 竜馬は 「辻斬りか」といった。 「殺せ」 「遺恨とすればわたしはとんだ迷惑という事になるな。念のために申しておくがわしは土佐のものだぞ」土佐と聞いて相手は動揺した。 「頼みがある。その明かりをかしなさい」 竜馬の声がひどく冷静だったからか町人は逃げる弾みを失った。 「まだ遠いな。もっと」「こうでござりますか」 明かりが曲者の顔のそばまで来たとき竜馬はその顔を見て危うく声をあげそうになった。「おぬし、北新町の岡田位像ではないか」     引用著書「龍馬がゆく」司馬遼太郎 

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プロフィール

起業家スクール マナビバ

性別:
男性
誕生日:
1970年3月13日20時頃
血液型:
A型
自己紹介:
将来、起業したい若者は当社に是非 連絡下さい。

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