こねないでつくる♪湯種食パン
ボウルに材料を入れて混ぜるだけで、生地ができるよ~。
みずみずしく、もっちりした食感の食パンです。
少量のイースト・長時間冷蔵発酵で粉の風味を引き出します。


材料(1斤分 できあがり量約425g)
湯種
┌強力粉 100g
│塩 3g
│砂糖 20g
└熱湯(100℃) 85g

本捏ね
┌強力粉 150g
牛乳   110g
│ドライイースト 小さじ1/4(1g)
バター(食塩不使用) 10g
打ち粉(強力粉) 適宜

下準備
・バターは室温において、やわらかくしておく。

作り方
1日目
湯種をつくる
1 ボウルに強力粉(湯種用)塩・砂糖を入れて、へらで軽く混ぜる。
2 熱湯を加える。
  へらで粘りがでるまでよく混ぜる。
  そのまま室温で冷ます。
  湯種のできあがりです。(写真a)

本捏ね
3 湯種に牛乳(30℃)を加えて、ホイッパーでよく混ぜて湯種を溶く。
  ドライイーストを加えて混ぜる。
4 強力粉(本捏ね用)を加えて、へらで混ぜる。
  大体混ざったら、バターを加える。
  粉気がなくなるまで、2分間くらい混ぜる。(写真b)
5 発酵25℃ 20分
  →パンチ ゴムべらで生地の外側から内側へ、折りたたむ。(写真c)
6 5の工程をもう一度繰り返す。
7 発酵25℃  3時間
  生地の体積が2倍強になったら発酵終了。(写真d)
8 ボウルをポリ袋に入れて、野菜室に一晩(12時間以上)置く。(長時間冷蔵発酵)


2日目
1 生地を野菜室から取り出す。
  発酵 25℃ 1時間2 打ち粉をふった台に生地を取り出す。
  2分割にして、軽く丸める。(写真e)
3 乾いた布巾をかけて、ベンチタイム 30分
4 成形  手のひらで15cm四方に伸ばす
  →三つ折にする(写真f)
  →巻く
  →とじ目を留める(写真g)
  →とじ目を下にして型に入れる(写真h) 
5 二次発酵 30℃ 1時間30分~2時間
  型の高さから3cm下までふくらんだら発酵終了。(写真i)
6 焼成 ふたをする。
  コールドスタート(オーブンの予熱は不要)
  天板にのせ、100度のオーブンで10分焼き、その後150度で10分焼く。
  さらに200度で25分
焼く。
7 焼きあがったら、すぐに型から外して、網の上にのせて冷ます。 

 



POINT
・粘りのある生地なので、木ベラを使って混ぜたほうがいいです。

追記
ラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインライン
内層は写真jです。


湯種つくりはへらで混ぜるだけなのですが、粘りがあるので、かなり力が要ります。
したがって、湯種に本捏ね用の材料を入れて混ぜるときもかなり力が要ります。
もっちりしたパンをつくるには、生地に粘りがなければならないのでしょう。
生地に水分が取り込まれているので、焼きあがってからの日持ちがよく、でんぷんの劣化が少ないような気がします。