メジャーリーグ 快速重量戦車

きょうも各地でオープン戦２０試合が行われました。

中でも注目は、デトロイト・タイガース対セントルイス・カーディナルスの試合。

１３安打を放ったタイガースが１０対３で圧勝。

４番、ＤＨで試合に臨んだプリンス・フィルダー選手は、３打数３安打という内容。

これまでのオープン戦１１試合に出場し、打率．３４５、２９打数１０安打、５打点。

所属リーグが変わったばかりのフィルダー選手ですが、順調な滑り出しといえるでしょう。

この試合で放ったヒット３本のうち、４回裏にフィルダー選手は３塁打で打点１を稼ぎました。

シングルヒット、ツーベースヒットでもなく、ホームランでもありません。

あの大きな体で、３塁ベースまで見事な“快速”を見せてくれました。

メジャーでプレーした７シーズン、フィルダー選手が記録した３塁打は９本あるようです。

１シーズン（１６２試合）で、１本ないし２本という計算。

この時期に、あれだけ走れる姿を見ることができたのは、チームそしてタイガースファンにとって大きな収穫だったといえるでしょう。

ホームランを打つフィルダー選手のイメージが強いですが、打って走れる一面も、より多く見られるようになるかもしれません。

〔フィルダー選手 ３塁打の映像〕　44秒
http://mlb.mlb.com/video/play.jsp?content_id=20207097&topic_id=&c_id=mlb&tcid=vpp_copy_20207097&v=3


ベースボールきょうのことば

overshift

正解は、『左の強打者に対する守備体系』になります。

ボストン・レッドソックスの指名打者、デイビッド・オルティーズ選手に対して敷く守備体系としても知られています。


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