特性のある子供たち | メニエール病の記録

特性のある子供たち

メニエールの症状はありかわらず。耳鳴りがしんどいです。

 

この耳鳴り、本当に慣れませんね。リラックスしたい時に一番気になるので本当にしんどい。

 

さて、今回は子供たちに関する悩みを書きたいと思います。

 

子供はすでに2人とも高校生なのですが、上の子は小さい頃から多動がひどく何度も検査を受けました。しかし、何度受けても結果はグレー。感受性が非常に強い性格だと言われ現在まできています。

 

親のカンとしては、なんらかの障がいがあると思います。おそらくディスレクシア、計算能力にも乏しい、でもおそらくIQは高い。普通の人とは全くことなる視点を持ち、いわゆる「冴えた」考え方を持つからです。誰も解けないような難題をすらっと解いてしまうようなタイプです。また、コミュニケーション能力は非常に高く、語学の才能は高い。正直、学校の成績は最悪ですが、うまくやっていけるタイプなので将来のことは心配していません。しかし、計算能力がなく、後先考えず手を出すことがあるので、金銭的に問題を起こすのではないか(給料内での生活ができないとか)と心配です。そして、片付けができないので部屋は恐ろしいほどぐじゃぐじゃです。

 

下の子は、乳幼児の頃、自閉を疑っていました。表情が乏しく、全く言葉がでない。喃語が多い。こだわりが強い。要求が通らない(というか言葉がでないので意思の疎通がとれないがゆえ)とひっくり返る、愛想がない(笑顔がなく、他人に話しかけられてもしかめっ面)、おもちゃの車のタイヤを永遠に回しながら見続ける、ミニカーやプラレールを綺麗に一列に並べる、など。周りのママさんたちから早めに検査を受けた方がよいとアドバイスを受けることが多かったです。

 

受けようと思いながらも、毎日フル回転の上の子の多動についていくのが必死で、親も遠くに住んでいていて頼れず、夫も超多忙。引っ越しもあり、気になりながらも検査を受けることはありませんでした。そして、気がついた時には言葉も出て、普通に幼稚園生活を送れるようになっていました。でも、こだわりは非常に強いままでした。

 

がんこな性格という言葉でも片付けられますが、これまた親のカンとしては、なんらかの障がいがあるのだと思います。本人も学校で頑張っているものの「無理してみんなと同じようにしている」「100%友達を信用できない」という辛さを感じています。学力は良い方ですが自分に自信が持てないのは「コミュニケーション障がいがある」と自覚しているから。高校生なのに、酷い人見知りがあります(コンビニのバイトなど絶対に無理、というほど)。また、相変わらずこだわりが強く、昔からの偏食は今も治らない。本人も自覚していますが、独り言が多い(これに関しては自分で我慢することは可能なので、外では意識して我慢している)。毎日ルティーンに沿った生活をしないと不安になるタイプ。新しいことにチャレンジするのはすごく苦手。

 

上の子から「下の子は成人しても一人暮らしをせず家に居続けるのではないか」と言われ、最近焦ってきました。そして、この特性について調べていくと、やはり自閉症のお子さんを育てているブログに多く行き着くのです。読んでみると、特に子供の頃の行動が同じで、あぁ、やっぱりという気持ちになります。

 

下の子にはあまりにも辛そうにしている時に、心療内科に行こうかと誘ったことがありました。今はまだ大丈夫だからいいよと断られましたが、そのうちお世話になることと思います。診断がつくとしたら不安障がい、社会不安障がいあたりですかね。でも、こだわりの強さ、偏食、独り言は、自閉っぽいですよね。本人は気づいていませんが、空気を読む力がめちゃくちゃ弱い(ドキッとするほど。昔からの友達はそういうやつだと気にしていませんが)。軽度の自閉があるとしたらまさに彼のことだと思います。

 

ちなみに夫は、うちの子供達はどこか違うと感じていますが、医者にかかるほどでもなし、と性格で片付けています。彼は「最近、なんでもかんでも診断をつけたがる。みんな多少は病んでいるのに頑張っている。そんなもんだ」と考えているタイプです。

 

子供たちのことについては母親に色々聞いてもらい、相談にのってもらってきました。子供目線で物事を考えられる柔軟な考えをもつ母にはものすごく助けられました。でも、その母はもういない。今は母だったら、こう考えるだろうなと思いながら子育てしています。

 

生きづらさはストレスになりやすく、ストレスは様々な病気を引き起こすものです。私のメニエールももとはといえばストレスによる自律神経失調症が原因でした。

 

子供たちもなるべく強いストレスを感じないようにできれば。そう願うばかりです。