楢葉町のプー | うちのとらまる

楢葉町のプー




ここ数回 給餌に行くたびに会うようになった猫がいます 

                                                                    

                                                                  


                                                              












(以前に撮影)



左後ろ足と尻尾に少しだけ黒が入っている不思議な模様のオス猫


勝手に命名 プーと呼ぶことにしました


なんとなく ぽーに似ている感じがしましたものですから



















今日は平日にもかかわらず人がいない


左側にあった建物は解体され更地になってしまいました
















ニャー













あっ プーだ












ニャー
















鳴きながら近づいてきます















ニャー















よしよし こっちへおいで















バタン!





凄い勢いで倒れた(笑)
















ゴロゴロ














ゴロゴロ














で・・・?


私から行かなければいけないのかな?


ハイハイそうですか













バタン!



触ろうとしたらまた倒れた
















おなかを撫でろということですね













スリスリ












体が土まみれになっても気にもしない


まいったなあ


かわいいなあ


こんなに人馴れしている子なのに ここで生きていくのか













ニャー




あ このキジシロちゃん


いつもプーと一緒にいる子だ














きみは女の子なんだよね


きっと彼女か奥さん?














ニャー




きみは人間にはあまり馴れていないのか


でもこうしてぎりぎりまでは近づける














プーの行くところ あとからそっとついて行く


ピーンとなった尻尾が愛情の表れ












津波で痛んだこの倉庫も解体することが決まっていて


それに備えて裏の木に「えさ台」を許可を得て設置させていただいています


















この子たちの里親になってくださる方はいらっしゃいませんでしょうか




なんでもかんでも保護すれば良いとは思ってはいませんが


お世話をする人間が現地にいない以上


彼らが寿命を全うするのは殆ど運次第になります




以前 同じ楢葉町で出会ったハチワレ猫


里親になると名乗り出てくださった方がおられましたが


次の週からまったく会えなくなってしまいました


現在も行くたびに探してはいますが発見できていません


彼はそういう運命だったのかもしれませんし


劇的にまた会える運命なのかもしれません





猫は


人間と一緒にしか生きていけないものだと思っています


守るのも人間 死に追いやるのも人間


私はできれば できることなら


守ってやりたいと思うのです



もし里親になりたいと思われたら


是非この地を訪れて実際に彼らを見てください


運が良ければ彼らに会えて


直接迎えることができるかもしれませんし


悪ければ会えないかもしれません


もし その気になられたら連絡ください


ご案内させていただきます


otacats2@yahoo.co.jp












ちなみにこの子たちは耳がカットされているので不妊去勢済だと思います


通ってきてくださっているボランティアさんのおかげですね














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