野良猫 | うちのとらまる

野良猫




今回も猫をメインにフードを置いてきました


もう猫のために必死です (ちょい大げさ)


これは私が猫好きだから しょうがないですよね






それと






他の理由もあるんです












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飼い猫がいて


何らかの理由で連れ出せない方のお宅です


他人に負担をかけないように


自分でフードを置かれている









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なんとか死なないで欲しい


飼い主さんの気持ちが伝わってきます





こうやって


自力で助けに来られる方


ボランティアさんに救出を依頼される方


自分で餌やりに来られている方


餌やりをボランティアさんに託す方


残念ながら放置された 可哀想な子もいますが



飼い猫は 



飼い主さんが見つけて捕獲さえできれば


救出しようと思えばできるんです


そういう意味で 飼い猫たちは まだ恵まれています









しかし


私が本当に心配しているのは














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坂下ダム近く


ここでは以前 この白猫を含む2匹を保護しました


この写真は写真展でも使用しました



情報では もう一匹いるとのこと


その子は保護できていません




そこに先週末行った時








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ああっ いました


たしか情報では茶トラだったけれど


この子はキジ白


近くに住んでいた子なのでしょうか



もう 一匹の猫をピンポイントで探すことなど不可能です



とにかく一匹の猫がいたのです


人間にまったく馴れていない子




近づくとすぐに逃げてしまいました






私の心配しているのは こういう子たち


恐らく飼い猫ではないでしょう


住民の方が可哀想だと


餌だけ与えていたのかもしれません


猫の場合


殆どが こういう猫たちですよね


飼い猫でもない


もちろん野生でもない


いわゆる野良猫たち












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浪江サンプラザ (ショッピングセンター)


ここにも人に馴れていない数匹の猫がいます







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肉付きは良さそうです


私も含め


ここは他のボランティアの方も定期的に餌を置いてくださります


壊れた建物の中で暮らしているようですので


冬になっても安心です











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話を戻しますが


野良猫たち


野良猫たちは救出の対象にはなりません



もちろん優しいボランティアさんは


依頼を受けたお目当ての子ではなく こういう子たちが捕獲器に入っても


分け隔てなく保護してくれます


しかし それらはほんの一部のことです




猫の殆どを占める野良猫たち


彼らを全頭 警戒区域から保護し救出するのは無理です


見捨てられた飼い猫も もちろん不憫ですが


誰にも気に留められず ひっそりと餓死していく野良猫たち


野良猫たちを生かすためには 定期的な餌やりしかありません


飼い猫や弱っている子は例外として


保護よりも 餌やり


とにかく餌やりが大事だと思います




ですから


お願いですから 


ボランティアさんたちや飼い主の方々に


餌やりの許可を出して欲しいのです




行政ご担当者様 


よろしくお願いいたします