今朝、テレビでNHKを見ていたら、ベニシアさんが出ていました。

イギリス人女性で、日本人男性と結婚し京都の大原で暮らしている方です。

英会話スクールを経営し、大好きなハーブに囲まれて暮らしておられます。

でも、彼女のプロフィールを拝見しますと、

波乱万丈の人生を送ってこられたことがわかります。

イギリスの貴族の家に生まれ、子供時代はスペイン、スイスなどで過ごし

やがて寄宿舎制の女子校へ。

家庭環境は両親の離婚など様々な影があったようで、

19歳の時、人生のほんとうの意味と目的を求めてインドへ。

そこでヒンズー教の師に学び、

さらに心の赴くまま東へと海を渡り、日本の地にたどりついた彼女。

そこで英会話スクールを始め、

結婚し、子供を産み、自然と共に生きてきたのです。

誰の人生もそうであるように、彼女の人生にもたびたび大きな嵐が襲い、

翻弄されながらもこれまでを生き抜き、

これからも気丈に生きていくであろう彼女。

今、彼女がたどりついた人生観、それは“FORGIVENESS” 許すということ。

許すとは、過去を手放すこと

異国の地で、どれほど苦しみ悩み、

一人涙にくれた夜も数えきれないほどあったに違いない。

でも、今、彼女のたたずまいはとても自然で、優しさに満ち、

聖母のようにも見えました。


そういう彼女が、63歳になった今、

エンディングノートを書き、家族にそれを読んで聞かせる場面を

今朝のNHKで放送していたんです。


人はいつあの世へ旅立つのかわからない。

自分の大切な人たちに、自分の思いを伝えられないまま

旅立ってしまうことがないように、

書き遺しておきたいとの思いで書いたエンディングノート。

子供たちや孫への深い愛、

夫への思いが綴られていました。


その内容は特別なものではなく、

明るく精いっぱい、家族への愛情を表した内容でした。

ご主人に対してのメッセージは、

これまでの確執を乗り越えた、人間愛に満ちたものでした。


波乱万丈の人生、

辛い時もあるけれど、

苦しんだ分、人間として大きくなれるんだな。


私の人生もこれまで結構、波乱万丈だったけど

ちゃんとそれなりに成長できてるかな?


セカンドライフは波乱万丈は避けたいな(^_^;)


今日はつれづれなるままに書いてみました(*^^)v


山あり谷ありの人生を今日まで乗り越えてきた私たち。

ふと気がつくと、それなりの高見に登っている。

はるかかなたに若い頃の自分の姿が見え、

その若さが危なっかしくも懐かしい(^_^;)


たいした自覚はないけれど、

振り返ってみると、あの頃よりは見通しがきく場に立っている。


そんな我々の世代。

もうちょっと頑張って、人生の達人を目指したいものですね(*^^)v


人生の達人とは?


生きることを極めた人のこと?

大きな目標を達成したすごい人?


たしかにそんな人は世の中にいますよね?

80歳でエベレスト登頂を果たしたり。

貧乏のどん底から世界的なお金持ちになった人も!

どんな困難にもめげずに信念を貫いた偉人?


もちろんそんな人たちは人生の達人でしょう。


では、凡人は達人にはなれない?


そんなことはありません。

いきいきと自分の人生を生きることができれば、

それはすでに人生の達人です(*^^)v


辛いこともあるだろう。

悲しいこともあるだろう。

不平や不満もたくさんあるだろう。

人の世はとかくうまくいかないもの。

理不尽で、無慈悲で、不平等で、不合理で、しばしば残酷。

そんな場面に打ちのめされたことだって幾度か。

それでも人生は平然と続いていく。

時には泣き崩れ、打ちのめされ、

それでもどん底から立ち上がり、

また明日が来て、今日に続いてきた。

可能なら、憎しみ等の負の思いは手放して

一度きりしかない人生を思う存分生きよう!

明日はいつでも新しい日!

気持も新たに明るく生きる。

そして、これまでの幸せへの感謝も忘れずに!


そんな生き方が人生の達人なんじゃないかな(^o^)丿


平凡な人生にも、それぞれのドラマがある。

自分はそのドラマの主人公ですからね(*^^)v


時々はこんな哲学的?なことにも思いをはせ、

おひとり様一回限りの人生の残りの時間を

大切に生きていくべく、思いを新たにするのも


いいですよね(*^^)v



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セカンドライフの健康を支援するグッズのご紹介です。

シニア世代、血圧が高めになったり、メタボ気味になってしまったり。

でも、美味しいものはお腹いっぱい食べたい!

ダイエットの必要性はわかっていても、なかなか難しい(^_^;)

そんな方に、着るだけで代謝が上がり

ダイエットできるTシャツがあります。

ダイエット以外にも、健康増進効果があり

脳波をα波に変えてくれるので

気持ちをリラックスさせ、頭脳を明晰にします!

物忘れにも効果あり(*^^)v

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前回のブログで、セカンドライフの究極の目標について考えを巡らせていましたら・・・

また心ひかれる言葉に出会いましたのでご紹介します。


それは内田樹著「日本辺境論」に出てくるのですが

内田氏が阪神大震災の直後からずっと唱えられている、

「人間の成熟の条件」の一つとしての項目です。


「この状況からわたしは何を得るか」ではなく

「この状況にわたしは何を与えることができるか」

という思考を巡らせられる人。


これを目にした時、「貢献」という言葉が頭に浮かびました。


自己中心から脱して、他者へ貢献する自己へと成長すること、

これこそが目標とすべき“成熟”の姿であると思いました。


今の日本は、子供のころから他者を蹴落として自分が勝つ、

そういう生き方を親や先生が煽動し、推奨している。

とにかく自分だけは受験に勝ち、就活に勝ち、

社会に出たら、出世のレースで勝つ!

自己の利益を最も優先する生き方しか教えられない。

ボランティア活動さえ、受験や進学、就活の手段である場合も。


NHKの大河ドラマ「八重の桜」を観ていますが

そこに出てくるかつての日本人は、藩のため、お国のために

身を犠牲にすることは当たり前のことだった。

どんな困難に逢っても、日本のためと信じた道を

我を顧みず、突き進む人もいた。

かつての日本人は、他者に貢献出来る人であることが

精神の根幹であったように思う。

貢献できなかった時には「お役に立てませんで」と謝るほどですものね。

命さえ投げ出す自己犠牲、滅私奉公は

今の時代決して
求めることも、求められることもあってはなりませんが

自己の利益のみを追うのが当然の現代、

他者に貢献できる人間像など、そんなことしてたらバスに乗り遅れる!

って感じで・・・

ちょっと残念な気がします(^_^;)

ただ、東日本大震災の後は、ボランティアで様々な活動をされた方もたくさんいましたね。

その報道を観るたび、日本人にもまだ他者への貢献や奉仕の心は失われていないのだと嬉しい気持ちになったのを思い出します。


セカンドライフ、他者に貢献!

小さなことから始めてみよう!



そうえいば、昔、子供をガールスカウトに入れた時

ガールスカウトは幸せになる方法を学ぶ場だと聞きました。

幸せになる方法とは?

それは他の人を幸せにしてあげることだ、と。

他の人を幸せにできた時が、自分が一番幸せになれる時だ、と。

他の人を幸せにするには多少の技術が必要だから

それを学ぶ場がガールスカウトだ、と。


次々よい連想、よい思い出が浮かんできます(*^^)v


私も利己主義に冒されて、
他者へ貢献することなど

すっかり忘れていたんだな。

これからの目標、一つできましたヽ(^o^)丿


そして、少しでも他者に、社会に、貢献しようとする姿を

若い人たちにみせていくこと。

そうやって、人を育てていくことにも貢献すること。


我々世代に与えられた重要な課題なのではないでしょうか?


まだまだ老いぼれていられない!!

がんばろう\(~o~)/