サイバーエージェント、「Amebaなう」を12月8日に公開--iPhoneアプリも同時期に
http://mainichi.jp/select/biz/it/cnet/archive/2009/11/17/20403769.html
Twitterのパクリとかいろいろ叩かれたり、嘲笑われたりしている?「Amebaなう」ですが。
どうやって差別化するの?と思ったら、社長曰く「AmebaはITにそんなに詳しくない人たちを対象としたサービス。Twitterとは色を変えて、一般のユーザーに使っていただけるようなサービスを目指していく」とのこと。
確かに。Amebaのタレントブログを読んで、ピグで遊んでいるユーザーが、Twitterを使いこなせて楽しめるとは思えない。ユーザー属性が全然違うし、多分、既存のTwitterユーザーもそういう人たちの流入を好まないだろうし。
住み分けは必要。ライバルはmixiボイスとか、中高生の間で流行っているという「リアル」なのかな。
まぁ仕組みや見た目はTwitterとほぼ同様みたいですが、これ以上は何も言えない。。。
以下、辛口なのですが。
ネットの世界に生きている人たち、いわゆる「ネットリテラシーの高い人たち」は、ネットに詳しくない人向け、悪い言い方をすれば、俗っぽかったり、幼稚だったりなサービスを軽視する傾向があるけど、ネット弱者の気持ちがわからないと、良いサービスは作れないと思う。どうして芸能人のブログに書かれている商品が欲しくなるのか、ピグに課金したくなるのか、もっとユーザーの気持ちの分析は必要なんじゃないかな。
私自身、ネットに詳しくない層を想定した広告の提案を行うことが多いので、余計にそう思うのです。あと周りにいる家族や親戚、友人もネットに詳しくないし。。こういう業界にいて、特殊かもしれないですが。
将来はもっともっとエンタメに関わっていきたいと思っていますが、エンタメの世界も住み分けはあります。「ラーメンズ好きはスマート」「ヘキサゴンやレッドシアター好きは低俗」みたいに思う人、いるでしょうね。何が偉くて何が偉くないとかないし、人の好みを否定する必要もない。ただ、住んでいるところが違うだけです。
好きなものは人それぞれ。まだテレビ、ラジオ、新聞、雑誌しかメディアのなかった時代は「巨人、大鵬、玉子焼き」だったかもしれないですが、今は違うので。
その「人それぞれ」の最大公約数を探していきたいなと思います。