埼玉県は23日、定期試験の採点に女子学生を同席させ、試験結果をかさ上げし満点を与えたほか、延べ113人の成績評定を誤ったとして、同日付で埼玉県立大保健医療福祉学部の講師(44)を懲戒免職処分にしたと発表した。
 県によると、講師は2009年2月ごろ、研究室で08年度後期試験の「教育相談基礎理論」の採点を行っていた際、個人的な悩みの相談に乗っていた女子学生を立ち会わせていた。女子学生の成績は、選択式問題で40点満点中35点だったにもかかわらず、満点だった。
 また、リポートだけで評定が決まる科目では、リポートを提出したのに「不可」の学生や、提出していないのに「良」の学生がいたという。「不可」だった学生が大学に不服を申し立て、一連の不正が発覚した。
 県は、卒業や進級に影響が出た学生はいないとしている。講師は「事実で、反省している」と話しているという。
 佐藤進・埼玉県立大学長の話 教員が非行を起こしたことは決して許されない。事態を深刻に受け止め、再発防止に向け全力で取り組む。 

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