副作用の恐怖 | うっちーのブログ

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白血病の治療経過を書いてます☆
2014年2月急性リンパ白血病
2014年8月移植→再発
2016年7月2回目移植(ハプロ移植)
2017年7月2回目移植後1年、マルク結果「陰性」!
2017年12月社会復帰!(週4回午前中勤務)
2018年1月2回目移植後1年半、マルク結果「陰性」!

移植から3日間、高い熱は出ず微熱でした。

次の日から2日間抗がん剤が始まりました。

エンドキサンという抗がん剤で以前の移植の時にもしたことあり、吐き気がきつくなるなぁと思ってドキドキしてました。

抗がん剤が始まると予想通りのムカムカがきて吐きました。。

吐き気止めを数時間に1回点滴していいとなってたので、時間がくる度にお願い。

しかし、それでも吐き続けるので強い吐き気止めを点滴。。

ムカムカはするものの吐く事はなくなり落ち着きました。。

次の日、今度は突然、嫌々病みたいな気持ちになり、ここから抜け出したい、首の点滴とりたいとか気持ちを抑えるのがいっぱいいっぱいなり、先生に相談。

精神安定の点滴をし少し落ち着きました。


これまでしてきた吐き気止めや精神安定の点滴の副作用が次の日からきました。。

次の日の夕方、下顎がガタガタ震えてきたので、寒いのかな?と思い布団に入りましたが、ガタガタが止まりません。
熱なし。
今度は下顎がガタガタ震えたあと、顎がズレタ状態で上の歯と内側の頬っぺたをギーっと噛みきりそうな強さで挟んできました。。

叫びながらナースコール!

看護師がくるも原因分からず、、夜8時。

歯と歯の間に舌を入れると一時的にガタガタは治まるもすぐ噛みきりそうな強さで噛んでくる状況。

看護師も先生と連絡とりながら色々試すも治らず。。

夜10時に先生が来てくれて副作用による顎の症状と判断。

すぐ点滴開始してもらい30分くらいで下顎ガクガクが治りました。。

しかし、両方の頬っぺたの内側が血だらけでした。。。

とりあえず治って安心です。。

次の日、顎の調子がいい事を確認し、今日はゆっくり休もうと思ってました。

昼くらいにベットからトイレに行こうと思い「よいしょ」っとスリッパを履こうと思ったんですが、「よいしょ」通りに足が全然ついてきません。。

なんだろう。。。

なんとかトイレに行き用を足しトイレットペーパーを取ろうと頭で思っても手がなかなか動きません。。

何かがおかしい。。

なんとか済ませ丁度看護師が来たので、
「看護師さん、何かが変なんでふ?」
「あれ?しゃべりもなんかおかしい○×。」

先生が来る。

頭で思っても体が動かない状況。。

先生「手をグーパーグーパーしてみて!」

グー、、、パーが出来ない。。

どんどん何も出来なくなる、、、

会話も「はい、うん、トイレ」くらいの短い単語だけで精一杯。。

先生「副作用による急性パーキンソン病かもしれない。この前の吐き気止めとかの薬がきれてきたら治るかと思うけどすぐには治らなそう。。明後日、専門医にきてみてもらおう」


、、、、、


暫くこれが治らない、、、


今、何の治療をしてるんだ、、、


動けない、喋れない、トイレに行けない、薬も飲めない、、、涙が溢れました。


次の日、朝から嫁さん、親に協力してもらい、薬やトイレをお願い。夜はナースコールを何度も押し起き上がらせてもらったり、トイレ補助。。

脳は動いてるのに体が動かないってこんなに辛いんだと思いました。。

明後日がやってきました。
とてもとても長い明後日でした。

専門医の先生が診るとやはり、パーキンソン病で間違いないとの事。

点滴をしてみて回復を待つしかない。
人にもよるが、2~3週間である程度回復するとの事。

2~3週間、、、長すぎる。とりあえず点滴して少しでも動けるようになればまだいい!

暫くして点滴開始。

点滴は30分で終わりました。

親「どう?変わった?」

私「あれ、まだ変だけど喋れるようになってきた!」

親「グーパーは?」

グー、、、パー!かなり遅いけど出来る!

さっきまでが嘘みたいだ!

泣きながら喜びました。

次の日にも同じ点滴をし、ぎこちないながらも普通の生活が出来るようになりました。

専門医の先生が来て、回復ぶりに驚いてました。

その次の日まで点滴をし、パーキンソン病回復となりました。

副作用の怖さを知りできるだけ薬投与したくない気持ちになりました。。