神様王権即位式(2001年1月13日)から基元節(1012113日)までの期間は、第一次、第二次、第三次と続いてきた四年ごとの路程でありました。これはアダム・エバの蘇生、長成、完成の21年成長期間に匹敵すると考えられます。もし、アダムとエバが堕落せずに、成長期間を全うしたならば、人類始祖たる彼らは、神様を中心に結婚式をしました。そして、神様の直接主管圏の中で、見事な平和世界を構築していく魁となったことでしょう。基元節の御聖婚は、人類始祖がなすべきであった神様を中心とする本然の結婚式なのだと私は思っています。素晴らしい時を迎えたといえます。





今年を越え、基元節を迎えれば、真の御父母様は、アダムとエバが神様を中心として結婚し、直接主管圏に入って行ったように、偉大なる結婚式(聖婚式)を挙げ、その後、私たち祝福家庭はその恩恵を承ることになります。どれほど偉大なことでしょう。私たちは、何ものにも惑わされることなく2012年を慎重に越えていかなければならないと思います。神様と真の御父母様は、12年間、深刻な時間を送り続けてきました。真の御父母様と共に過ごしてきたこの期間を振り返えれば、私たちも試練が多くあったはずです。しかし、真の御父母様と御家庭の試練は、私たちの数万倍です。





特に、2008年の長成期完成級は、食口皆様の記憶に永遠に残る一年となりました。317日孝進様聖和、719日ヘリ機事故、この二つの事件で、サタンは、一気に三代圏(御父母様・御子女様・お孫様)勝利を奪おうと画策しました。積み上げられた天の勝利権は、長成期完成級で最大の危機を迎えました。これはアダムとエバの堕落の蕩減とも言えるでしょう。この時、サタンの侵入を許す悪なる条件が俄かに浸透していたのです。これが側近中の側近の背信ということを察し得ない統一食口はいません。しかし、それは私たち一人ひとりの不信仰を食い改める機会ともなりました。





長成期の完成級を越えて、真の御父母様は復活されました。そして、私たちは今、御父母様と共に完成期にあります。長成期完成級を前後して、右往左往し、ある者は堕落圏へと沈んでいく者も現れました。完成期を迎えても、未だに5%(御言葉を守る)の責任分担を果すべき、間接主管圏・成長期間にある事を私たちは自覚すべきです。油断は禁物です。本体論教育を通して、純潔教育がなされるのは、意味深いことです。さらに、8大教材教本を迎えて訓読の伝統を構築するのは、基元節を迎えて大きな恩恵相続、その後の神様と共に生活する直接主管圏時代への最後の準備段階だと認識するべきです。





基元節まで260日あまりを残して、私たちは今までの自分の信仰生活が正しかったことを自らで証明すべき時を迎えたように思います。信仰を始めた原点から、真の御父母様を慕い、メシヤとして確信し、正しく真の御父母様に連結されているのだと、自らで証明する段階に入っているように思います。個人も教会も解決すべき課題は山積していますが、先ずは、教会に正しく連結されるべきです。山あり、谷あり、さまざまな窮地を乗り越えてきた私たち統一食口が、最後の最後でサタンの毒牙に掛かるようなことがあってはなりません。負債を軽減する信仰生活を心がけ、皆で基元節を迎えましょう。





間違いなく、総ての難問題は、神様と真の御父母様によって収集されるでしょう。私たちは、自分がすべきことをしっかりと成し、未来永劫を見つめて、この時にこそ、勝利した先祖(氏族メシヤ)になりましょう。それが私たちの目標であると思います。真の御父母様を慕い、頑張って来られました総ての食口皆様を中心に、全人類が正しく基元節の恩恵にあずかることが、神様と真の御父母様の願いだと確信します。復帰摂理の最絶頂期を迎え、如何なる試練にも屈することなく、頑張りましょう。




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